午前の病院での仕事
昨晩は, ザーザーと音がするほどの大雨.
朝, 起きてみると, 雨は上がっていました.
相変わらずの曇り空.
梅雨明けが待ち遠しいです.
8時前に病棟に上がって, 8時から朝の病棟回診.
昨日後輩医師の執刀で手術が行われた患者さん2人(変形性膝関節症に対する人工膝関節全置換術, 変形性膝関節症に対する脛骨近位骨切り術)の経過を確認.
お二人とも問題なく経過されていました.
8時半に外来に降りて, 24人の患者さんを診療.
急性胆嚢炎
診療の合間に, 一昨日入院した大腿骨頚部骨折の前期高齢患者さんのデータを確認.
入院後, 38 ℃台の発熱あり.
血液検査の結果, 総ビリルビン値が2.1 mg/dL(基準値:0.2〜1.2 mg/dL)と増加しており, CRP(C反応性タンパク)が, 22.3 mg/dL(基準値:0.3 mg/dL未満)と異常高値.
胆嚢炎や胆管炎を疑って, 造影CTをオーダーしました.

胆嚢の壁が厚くなり, 造影剤で白く描出されています.
胆嚢は腫れて, 丸くなり, 内部には白い胆石が粒状に認められます.
引用元:Shakespear JS. CT findings of acute cholecystitis and its complications. AJR Am J Radiol. 2012. 194.
その結果, 胆嚢が腫大しており, その壁の肥厚と造影効果を認め, 胆石を多数認めました.
総胆管も拡張しており, 明らかな胆管内の胆石は認めませんでしたが, 胆石が胆管内に詰まって, 急性胆嚢炎・胆管炎を生じている可能性が高いと判断.
すぐに飲食を停めて, 輸液と抗菌薬の投与を開始しました.
消化器外科の先生に診ていただくことにして, 紹介状を作成しました.
胆嚢炎が治らないと大腿骨頚部骨折の手術ができないので, 手術は数週間先になりそうです.
軟部肉腫の患者
2週間前に針生検を行った下腿の軟部腫瘍の後期高齢患者さんが受診.

病理組織学的検査の最終診断は未着でしたが, 中間報告は, 炎症性筋線維芽細胞性腫瘍(inflammatory myofibroblastic tumor: IMT)でした.
IMTは, 筋線維芽細胞および線維芽細胞由来の紡錘形細胞の増殖を特徴とし, 形質細胞, リンパ球, 好酸球を主体とする炎症細胞浸潤を伴う稀な良悪性中間型の腫瘍です.
身体の様々な部位に発生しますが, 特に小児や若年成人で, お腹の中(腹腔), 後腹膜, 肺に好発します.
一般に局所浸潤や再発しますが, 遠隔転移は稀です.
腫瘍が大きく, 再発しないように広範切除を行うと, 皮膚と軟部組織がなくなり, 踵の骨やすねの骨が露出するため, 皮弁の移動または移植が必要となります
患者さんと後見人さん(身寄りがないため, 成年後見人がいらっしゃいました)に説明.
大学病院での手術を勧めて, 紹介しました.
12時半に外来診療を終了.
午後の病院での仕事
13時過ぎに病棟に上がって, 処置, 指示出し, 転院してこられた患者さんのデータ確認など.
14時過ぎに病院を出ました.
久々に青空を見ました.
しかし, 雲は多く, 蒸し暑い.
セミの大合唱が聞こえました.
グループ経営委員会
今日は, グループの経営委員会が開催されるため, 会場に移動.
16時から各病院, 施設の管理者が一同に集まりました.
本部の担当者から, コンプライアンス基本規定, 地域医療構想, 職員採用活動, 介護福祉部門の利用者登録などについて, 現在の取り組み状況と今後の展望が示されました.
その後, 各病院の収支状況の報告.
残念ながら, 現時点で収支が赤字となっているのは当院だけでした.
18時からは懇親会.
久々に会った先輩, 同級生, 後輩と歓談しました.
30分ほど飲食して, 同級生に別れを告げて, 会場を出ました.



コメント