午前の病院での仕事
今朝は, 雨.
厚い雲に空は覆われて, 薄暗く, 車のヘッドライトは自動点灯しました.
8時前に病棟に上がって, 8時から朝の病棟回診.
先月, メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)肺炎から敗血症性ショックを生じて, 回復した患者さんが, 40 ℃近い熱を出しているとの報告あり.
酸素飽和度も低下しており, 酸素投与が行われていました.
血圧も80 mmHgと低下しており, 再び肺炎と敗血症性ショックを生じたと判断して, 昇圧薬ノルアドレナリンと抗菌薬バンコマイシンを点滴で投与することに.
また, 昨日入院した大腿骨頚基部骨折の患者さんの心臓エコー検査の結果を確認.
ご本人やご家族から聴取した既往歴にはありませんでしたが, 心臓の左心室という全身に血液を送り出す区画の壁の筋肉が一部動いていない所見があり, 心臓の駆出率(左心室に貯まった血液のうち, 心臓から押し出される血液の割合. 正常は, 概ね60 %以上)が30 %程度に低下しているとのこと.
上記のレポートを見た麻酔科の医師から, 当院での手術は危険なので, 循環器内科のある病院への転院を勧告されました.
精神科でかかりつけとなっている他の総合病院の整形外科に転院を依頼することに.
8時半に外来に降りて, 午前中は42人の患者さんを診療しました.
診療中, 大腿骨頚基部骨折の患者さんの転院が11時になったとの連絡.
急いで書類作成, 画像検査のコピーなどを行いました.
12時過ぎ, 午後に生検を行う後期高齢患者さんに麻酔と手術の説明.
承諾いただきました.
その後, 明日の手術前カンファランスで発表するスライドを作成.
来週は, 6件の手術を予定しています.
肘部軟部腫瘍の生検
13時半に手術部に.
6月から肘に発生した軟部腫瘍に対する針生検を行いました.
患者さんは, 1カ月前に当科に紹介されたのですが, おひとりで病院に来ることができないため, 連れてくる家人の都合でMRIを撮像するまでに4週間もかかりました.
MRIの結果, リンパ節の腫大を伴っており, 悪性軟部腫瘍(軟部肉腫)が疑われました.

なかなか治らない皮膚潰瘍を診た際には, 本腫瘍を念頭に診療する必要があります.
引用元:Tsai YT. Epithelioid sarcoma presenting as a progressively enlarging wound. Lancet Oncol. 2025. 26.
腫瘍は3 cm程度と小さいのにも関わらず, 表面の皮膚が壊疽して, 皮膚潰瘍を形成していました.
類上皮肉腫という非常にまれな軟部肉腫を疑いました.
私はこれまで7人の類上皮肉腫の患者さんを診療した経験があります.
予定通り, 針で腫瘍を採取.
10分程度で終了しました.
午後の病院での仕事
14時に外来に戻って, 午後は5人の患者さんの診療を行いました.
検査結果が出るまでの合間に, 自分の部屋に戻って, 急いで昼食.
10分ほど休憩して, 外来に戻りました.
16時半に外来に上がって, 夕方の病棟回診.
入院患者さんは87人, 自分が主治医となっているのは47人でした.
回診後, 病棟の仕事を片付けて, 18時過ぎに病院を出ました.
自転車トレーニング
帰宅後, 自転車トレーニング.
今日は, SST 15分を2本.
大分余裕を持って終えることができました.
入浴と夕食後, ブログ記事を書き始めましたが, 寝不足気味だったため, 22時過ぎにリビングで寝落ち.
朝まで眠ってしまいました.



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