午前の病院での仕事
今朝は, 曇り空.
雲の切れ間から, 青空も顔尾覗かせていました.
8時前に病棟に上がって, 昨日手術が行われた患者さん二人(変形性膝関節症に対する脛骨近位骨切り術後の骨内異物除去術, 橈骨遠位端骨折に対する骨折観血的手術)の経過を確認.
お二人とも問題なく経過されていました.
8時から朝の病棟回診.
8時半から午前中の外来診療を開始.
31人の患者さんの診療を行いました.
12時過ぎから午後に日帰り手術を行う患者さん二人に麻酔と手術の説明.
日帰り手術縦3件
昼食後, 13時前に手術部に.

13時から, 9月に橈骨遠位骨幹部骨折に対する経皮的鋼線刺入固定術を行った高校生の患者さんの鋼線を抜く手術を執刀.
予定通り, 10分ほどで終了.
引き続き, 後輩医師の執刀で, 母指ばね指の前期高齢患者さんに対する腱鞘切開術.
こちらも15分ほどで終了.

CTでは, 頭蓋骨に接して, 黒く透けて見える腫瘍が描出されており, 帽状腱膜は黒く写る皮下脂肪(★)の下の腫瘍を包む白い線状構造(→)として写ります.
MRIでは, 腫瘍は黒く写る帽状腱膜の下で白く写っています.
引用元:Vlad MM. Subgaleal lipoma: Imaging findings. J Belg Soc Radiol. 2021. 105.
さらに後頭部に生じた脂肪腫の中高年患者さんに対する軟部腫瘍摘出術を執刀.
腫瘍は, 頭蓋骨を包む膜(帽状腱膜ぼうじょうけんまく)の下に存在.
髪の毛は剃らずに, 消毒液で濡らして, 髪の毛を避けるようにして, 頭皮を切開.
皮下脂肪の下にある帽状腱膜を切開して, 腫瘍を摘出しました.
予定通り20分で終了.
14時に外来に戻り, 5人の患者さんを診療.
非定型大腿骨転子下骨折の手術
15時に手術部に戻って, 大腿骨転子下骨折の患者さんの手術を執刀.
前立腺癌の多発骨転移があり, 骨転移による問題を予防するために骨吸収抑制薬『ランマーク』が投与されていました.
薬によって骨が硬くなりすぎた結果, 骨折を生じた非定型大腿骨骨折, あるいは前立腺癌の骨転移が疑われました.

大腿骨転子下骨折(A)に対して, リコンストラクションタイプの髄内釘が挿入されています(B).
この事例では, 髄内釘が折れてしまったため(C), ガンマネイルという髄内釘を使った再手術が行われています(D).
大腿骨にリコンストラクションタイプの髄内釘という器械を挿入して, 骨をつなぎ合わせる手術としました.
しかし, これが大変でした.
骨折した部分に骨が形成されており, 大腿骨の中の空洞(髄腔ずいくう)が骨で埋まっていたため, 髄内釘を入れるガイドとなるワイヤーが通って行かず, 通常の手順(おしりの外側から膝方向に髄内釘を挿入)では髄内釘が入りません.
しかたなく, 骨折した部分を大きく切開して, 大腿骨の髄腔を埋めている骨をドリルで削りとることに.
ここの骨がとても硬くて, ドリルで骨を削る操作に時間を要しました.
削りとった骨は, 非定型大腿骨骨折か前立腺癌の骨転移を調べるために, 病理組織学的検査に提出することに.
通常の2倍近い時間がかかり, 17時過ぎにようやく手術を終えました.
夕方の病棟回診は後輩医師にまかせました.
入院患者さんは83人, 自分が主治医となっているのは42人でした.
北東北の初冠雪
患者さんのご家族に手術の説明後, 病棟の仕事を片付けて, 18時半に病院を出ました.
外に出ると風が冷たく, ワイシャツだけでは寒く感じました.
移動途中のクルマの中で, 岩木山と岩手山で初冠雪を記録したとのニュースを聞きました.
いよいよ冬が近づいています.
病院外の事務作業
19時から病院外の事務所で書類チェックの仕事.
手術が立て込んで, 疲労しており, 眠気と闘いながら, 1時間半働きました.
自転車トレーニング
帰宅後, 21時前から夕食.
家人も食事がまだだったので, 一緒でした.
今晩は, キムチ鍋.
冷えた体が温まりました.
22時過ぎから自転車トレーニング.
今晩は, SST 15分を2本.
入浴後, ブログ記事を書き始めましたが, 寝落ちしてしまいました.
2時半に起きて, ブログ記事の続きを書いて, 3時過ぎに就寝.
忙しい1日でした.


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