午前の病院での仕事
昨晩は, 一時激しい雨が降っていました.
今朝は, 雨があがっていましたが, クルマはまだ濡れていました.
外気温モニターでは, すでに29 ℃.
今日も, 猛暑日近い高温の予報です.
8時前に病棟に上がって, 後輩医師の執刀で手術が行われた患者さん2人(変形性膝関節症に対する人工膝関節全置換術, 橈骨遠位端骨折に対する前腕骨骨折観血的手術)の経過を夜勤の看護師さんから聞きました.
おふたりとも問題なく経過されました.
8時から朝の病棟回診.
8時半に外来に降りて, 午前中は31人の患者さんを診療.
第1腰椎椎体骨折の患者
後輩医師の整形外科クリニックから, 転倒後痛みで動けなくなった後期高齢患者さんが, 入院を希望されて紹介されてこられました.
1週間前に転倒して, それから右のお尻の痛みがあるとのこと.
持参されたX線写真では, 第12胸椎, 第1, 5腰椎が潰れて骨折していました.
診察したところ, 骨盤やふとももを圧しても痛みはなく, 右股関節の動きが制限されていました.
骨盤のX線写真を撮像したところ, 変形性股関節症と診断.
骨折があるかどうか判らないため, 胸腰椎と骨盤のMRIを撮像することに.
その結果, 第1腰椎に新しい骨折を認めました.
骨盤には異常を認めず, お尻の痛みは変形性股関節症由来と診断.
ご希望通り, 安静と骨粗鬆症の治療目的に入院していただくことにしました.
『骨折の危険性の高い骨粗鬆症』に該当するため, 入院後に骨粗鬆症治療薬で骨形成促進作用のあるテリパラチドBSの投与を開始することに.
以上の診察, 検査, 入院後の指示出しなどで, 13時半前までかかりました.
午後の病院での仕事
20分ほどの昼休み後, 外来に.
14時から午後の外来診療.
6人の患者さんの診療を行いました
大腿骨骨腫瘍の患者
10代の患者さんが受診.
先週, ランニング中にふとももの肉離れを受傷し, 当院救急外来を受診.
その際に撮像されたX線写真で, 偶然, 大腿骨転子部に骨腫瘍が疑われる所見が見つかりました.

引用元:Thaker S. Multimodality imaging of greater trochanter lesions. Pol J Radiol. 2021. 86.
30歳以下の小児および若年成人の大腿骨近位部に好発する骨腫瘍は, 腫瘍類似疾患として, 単純性骨嚢腫(simple bone cyst:SBC), 動脈瘤様骨嚢腫(aneurysmal bone cyst:ABC), 良性骨傷として, 骨軟骨腫(osteochondroma), 内軟骨腫(enchondroma), 軟骨芽細胞腫(chondroblastoma), 悪性腫瘍として骨肉腫(osteosarcoma), 非腫瘍性病変として感染(infection)があります.

単純X線写真からは, 単純性骨嚢腫(SBC)が疑われました .

MRI T1強調画像(B)では, 骨内が均一に白く描出されており, 内部に水平な液面の形成が認められます.
T2強調画像(C)では, 上澄み液の白色部と血球などの成分の灰色部との境界が明瞭となっています.
画像診断するために, 造影MRIを撮像することに.
その結果, 大腿骨内の病変は, T1強調画像で高信号, 脂肪抑制下T2強調画像でも高信号を示し, 液面形成を認め, 内腔に血液の貯留を伴う単純性骨嚢腫と診断しました.
骨腫瘍類似疾患である動脈瘤様骨嚢腫, 線維性骨異形成, 良性骨腫瘍である軟骨芽細胞腫, 良悪性中間型骨腫瘍である骨巨細胞腫, 悪性骨腫瘍である血管拡張型骨肉腫などの他の病変と鑑別が必要です.
診断確定のために, 骨組織を針で採取する生検を勧めました.
当院では, 迅速に病理診断ができないため, 大学病院に紹介することに.
午後の外来は, 16時半前までかかりました.
16時半から後輩医師と一緒に夕方の病棟回診.
入院患者さんは64人, 自分が主治医となっているのは35人でした.

17時過ぎに病院を出ました.
外は, 蒸し暑く, クルマの外気温モニターでは33 ℃.
東北地方はまだ梅雨明けしていませんが, 真夏の気温です.
遠くでセミの鳴く声が聞こえました.
風邪が続く
17時半過ぎに帰宅.
すぐに庭に回って, 芝生に水撒き.
その後, 夕食の準備.
今日もこどもがお惣菜を買ってきてくれていました.
妻は, 36 ℃台に解熱しましたが, まだ咳をしています.
自分も, 鼻水とのどの炎症が残っていて, 時折, 反射的に咳が出て, 停まらなくなることも.
明日は, 当院の夏の恒例行事である暑気払いがあります.
会の冒頭で, 開会の挨拶と乾杯の音頭をと頼まれていました.
しかし, 会場で咳き込んでいると引かれるので, 欠席する予定です.

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