午前の病院での仕事
今朝は薄曇り.
外に出ると, 既に暑い空気.
クルマの外気温モニターは29 ℃.
天気予報では, 当地の最高気温は, 35 ℃超予想で, 今年最初の猛暑日になる見込みです.
8時前に病棟に上がって, 昨日後輩医師の執刀で手術が行われた患者さん2人(膝関節内側半月板損傷に対する関節鏡下半月板縫合術, 膝関節前十字靭帯損傷に対する関節鏡下前十字靭帯再建術)の経過を確認.
おふたりとも問題なく経過されており, 今日からリハビリが開始されます.
8時から独りで朝の病棟回診を開始.
後輩医師は, 昨日発熱しており, 自分と同じ風邪だと数日は発熱で来られないだろうと予想しました.
しかし, 10分ほどしたところで, 後輩医師が登場.
熱は下がりましたとのことでした.
若さの証明?
8時半からの外来診療では, 26人の患者さんを診療.
両大腿骨骨腫瘍疑いの患者
先輩の整形外科クリニックから, 両側の大腿骨遠位内側に異常な影があるので骨腫瘍ではと紹介された中学生が来院.
極真空手を行っていて, 両膝痛があるため, 先週受診されたそうです.
今は, 痛みが引いているとのこと.

正面像(A)では, 大腿骨の遠位内側の骨幹端(成長軟骨よりも骨の中央寄りの部分)が透けて黒っぽく見えます.
側面像(B)では, 骨の一部が隆起しています.
引用元:Vieira RLR. MRI Features of Cortical Desmoid in Acute Knee Trauma. AJR Am J Radiol. 2011. 196.
持参されたX線写真では, 両側大腿骨遠位骨幹端部に骨が透けて, さらに骨の表面が毛羽立って見える異常を認めました.
CTを撮像して, 詳しく診ることに.

X線写真で認められた骨が透けて見える部分に一致して, 骨が欠けて, 凹んだり, 周りに骨が隆起している病変が認められます.
その結果, 大腿骨内顆の近位部後方に骨が凹んで, その周りに骨が隆起している所見が認められました.
以上の所見から皮質デスモイドcrotical desmoidまたは大腿骨内側(内顆部)皮質骨不整femoral medial cortical irregularityと診断.
この病変は, 中学生くらいの小児期の大腿骨遠位内側に認められる非腫瘍性病変です.
病変部は, 腓腹筋内側頭腱の付着部であり, 腱の牽引によって生じる骨変化です.
通常は無症状で, 偶然X線写真で発見されます.
骨腫瘍と間違えられることがしばしばありますが, 治療は不要であり, Don’t touch lesion(手を出していけない病変)のひとつです.
骨成長後は消失します.
上記を親に説明して, 安心していただきました.
なお, 痛みがある場合は, 空手の練習を控えめにするようにアドバイスしました.
12時過ぎに病棟に上がって, 午後に手術を行う患者さんとご家族に手術の説明.
引き続き, 外来に降りて, 午後に日帰り手術を行う患者さんに手術の説明.
13時前に昼食.
13時から手術があるので, 急いで食べました.
午後の病院での仕事
13時に手術部に.
中指のバネ指(肥厚性屈筋腱腱鞘炎)に対する腱鞘切開術を執刀.
予定通り, 10分で終了.
14時から橈骨遠位端骨折に対する骨折観血的手術.
後輩医師が執刀して, 助手を務めました.
予定通り1時間あまりで終了.
病棟に上がって, 患者さんのご家族に手術の経過を説明.
数日後に退院していただく予定を伝えました.
16時半から後輩医師と一緒に夕方の病棟回診.
入院患者さんは64人, 自分が主治医となっているのは34人でした.
風邪の経過
18時前に帰宅.
庭に水撒きした後, 18時半から夕食の調理.
夕食のお惣菜はこどもが昼間に買ってきてくれていました.
追加の料理とざるそばをつくりました.
妻は, 今日も38 ℃台の発熱が続いていて, グッタリしていますが, 昨日よりは活気が戻ったようです.
こどもにはまだ症状はありません.
自分の方は, まだ鼻水と痰と咳が続いています.
もう9日間も症状が続いていて, ずっと運動は休止しています.
そろそろ運動を再開したいのですが, 咳が止まるまでは自重します.

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