手術日+531日目 2025/8/12(火)(筆談の代わり)

午前の病院での仕事

朝から弱い雨が降っていました. 気温は25 ℃くらいで, 大分過ごしやすくなりました. 夜はエアコンは使わずに, 扇風機を点けて寝ています.

通常通りに出勤しました. お盆休みに入っている人も多いようで, 道路は空いていました.

8時前に病棟に上がって, 電子カルテを確認しました. 8月10日木曜日は当院が救急輪番の当番であったため, 新しく2人の患者さん(大腿骨頚部骨折の超高齢者, 大腿骨転子部骨折の後期高齢者)が入院していました. どちらも手術が必要な骨折でした.

8時から後輩医師と一緒に朝の病棟回診を行いました. 休みの間, 超高齢の患者さんが1人, 老衰で亡くなられていました.

8時半に講堂に集まって, 朝礼を行った後, 幹部ミーティングを行いました. 新型コロナ感染の患者さんが急に増えてきているので, 院内でクラスターが発生しないように注意していくことを申し合わせました.

9時前に外来に降りて, 午前中は38人の患者さんの診療を行いました.

13時過ぎに外来診療を終えて, 自分の部屋に戻ってランチを摂りました.

午後の病院での仕事と打撲傷の聴覚障害者

午後は, 予約の外来患者さんがいなかったため, 溜まった仕事を片付けようと考えていました.

外来の電子カルテで仕事をしようと14時に外来に戻ったところ, 昨日転倒してからあちこち痛いので診てもらいたいという高齢患者さんが窓口に来ているがどうしますかと外来の看護師から聞かれました. 診察しますと答えました.

筆談には時間がかかりましたが, 現在はAI搭載の音声文字変換アプリがあるので, 便利になりました.

痛みがあるので, 起き上がれないため, ベッドで横になられていました. 耳が聞こえないため, スマホの音声文字変換アプリVosualを使って, 問診しました. 以前は, 聴覚障害の患者さんとは筆談が必要でしたが, スマホアプリができてからは, コミュニケーションをとるのがずっと速く楽になりました.

ご本人がおっしゃるところでは, 昨日, ある病院に入院中の妻が危篤状態となったと呼び出されたので, 娘さんと駆けつけたところ, 元気だった妻が意識がない状態となっていたそうです. 病室にとどまっていたところ, 担当医から病室を出るように促されて, もう少しと抵抗したところで担当医に押されて, 病院の廊下で転倒して, 頭や体をぶつけて受傷したということでした. 本当の話かどうか, 一緒に行った家人に連絡を取ろうしましたが, 連絡先が判らないと言い出して, 連絡できませんでした. 妻が入院しているという病院に問い合わせても良いか聞いたところ, 妻の診療に影響があるかもしれないので 止めてくれと言うので, 真偽を確かめることは不可能でした.

首と肩, 腰が痛いというので, 診察しましたが, 骨折はなさそうでした. 頚椎, 肩関節, 腰椎のX線写真を撮像しましたが, 異常はありませんでした. 鎮痛薬を処方して, 帰っていただくことにしました.

第3者行為で受傷された(ご本人の要望で, 確認が出来ませんでしたが)聴覚障害者という特殊な事情があったので, 社会福祉士にも間に入ってもらって, やりとりしたので, 1時間半以上もかかってしまい, 溜まっていた仕事を片付ける時間がなくなりました.

16時半から後輩医師と一緒に夕方の病棟回診を行いました. 入院患者さんは84人, 自分が主治医となっているのは37人でした.

17時半過ぎに病院を出ました. 今日は1日中雨で, 最高気温は30 ℃まで上がらず, 過ごしやすい1日でした.

トレーニング再開

帰宅後, エアロバイクを30分ほど漕ぎました.

次戦は, 大腿骨頚部骨折を受傷した因縁の場所, 野沢温泉自転車祭のヒルクライムです. 今年は, このレースが最終になる見込みですので, 悔いが残らないようにトレーニングを重ねて, 出場したいと考えています.

宿泊するのは, これまた因縁の『野沢温泉ホテル』さんを予約しました. 1年半前の骨折以来の宿泊となります.

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