午前の病院での仕事
今朝は, 薄曇り.
連日, 最高気温は20 ℃を超えていますが, 今日は20 ℃に届かない予報です.
8時前に病棟に上がって, 8時から朝の病棟回診.
8時半に外来に降りて, 外来診療を開始.
連休の合間のため, 予約患者さんは20人弱で, ゆっくりできるかと予想していましたが, 予約外の患者さんが20人以上来られて, 結局41人を診療.
予約がない患者さんは2時間以上待っていただきますとアナウンスしましたが, 待ってでも診てもらいたいという患者さんが多数押し寄せた感じです.
13時過ぎまでかかりました.
巨大痛風結節
先輩医師の整形外科クリニックから, 痛風性膝関節症の三十代の患者さんが, 数年前から外くるぶしのところにしこりがあると申し出たので, 診たところ6 cm大の腫瘤があり, 悪性軟部腫瘍が疑われて, 当科に紹介されました.

皮膚が薄くなると, 白い結晶が透けて見えるようになることもあります.
引用元:Stewart S. The impact of gout on the foot: a review. Gout Hyperuricemia. 2016. 3.
持参されたMRIを診たところ, 外くるぶしの外側に6 cm弱の腫瘤があり, それによって外くるぶしの骨(外果)が虫喰い状に破壊されていました.
さらに内くるぶしにも腫瘤があり, 骨が壊れていて, 足関節の中にも滑膜の炎症所見が認められ, 痛風の既往があることから, 尿酸結晶の塊(痛風結節)と診断しました.
痛風結節は, 痛風患者の20%にみられるとの報告がありますが, 近年は治療法の確立により減少傾向にあるため, 診たことがないドクターも増えていると思います.
高尿酸血症が長期間持続すると, 尿酸塩結晶が軟骨, 滑膜, 滑液包, 腱, 皮下組織などに沈着して, 痛風結節を生じます.
好発部位としては, 耳介, 母趾などの血流が乏しく組織液が貯留しやすい部位, 機械的刺激を受けやすい部位(肘, 手指, 膝関節, 足関節, 足など)に多く発生します.
皮膚のトラブルはまだ生じていなかったため, まずは血液中の尿酸値を, 5 mg/mL以下にまで厳密に下げて, 結晶が解消するのを待つ治療となることを説明して, 先輩医師の整形外科クリニックにお返事を書きました.
午後の病院での仕事と腰椎椎間板ヘルニアの急患
昼食後, 14時に外来に戻って, 2人の患者さんを診療.
午後は, 手術が無かったため, ゆっくりデータ整理でもしようと思っていたところ, 救急隊から電話.
腰痛と脚の痛みで動けなくなった若年成人の収容依頼でした.
昨日, 当院の救急外来を受診しており, 後輩医師が診療して, 腰椎椎間板ヘルニアが疑われ, 消炎鎮痛薬の坐薬ジクロフェナクを処方され帰宅していました.
当科で治療歴があるため, 引き受けることにしました.
20分ほどで救急車が到着.
ストレッチャー上で動けない状態でした.
下肢進展挙上(SLR)テストを行うと, 脚を30 °ほど持ち上げたところで激痛を生じたので, 腰椎椎間板ヘルニアが強く疑われました.
痛みを緩和するため, 硬膜外ブロックという麻酔の注射を行うことに.
その後, 病棟の仕事を行って, 30分後に外来に戻り.
痛みは幾分軽減しましたが, ストレッチャーから起き上がることができないため, 入院していただくことになしました.
入院前の検査, 入院後の指示を入力.
16時半過ぎから夕方の病棟回診.
入院患者さんは78人, 自分が主治医となっているのは32人でした.
事務作業
18時前に病院外の事務所に.
事務作業を2時間半あまりこなしました.
分量が多くて, 大変でしたが, 何とか1日で終えることができました.
21時前に帰宅.


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