午前の病院での仕事と腰椎圧迫骨折の急患
今朝もいつも通り, クルマで出勤しました.
昨日までは右股関節を曲げる際, ふとももに痛みがあり, 車に乗り込むときは手でふとももを持ち上げていましたが, 今朝は自力で脚を持ち上げて乗り込むことができました.
少しずつ回復を実感しています.
8時からの病棟回診を終えた後, カンファレンス(会議)を経て外来診療へ.
午前中は44人の患者さんを診察しました.
予約外で腰痛を訴える高齢の患者さんが2人来院されました.
お一方は, 今年1月から2月にかけて当科に入院していた第1腰椎圧迫骨折の患者さんで, 先週退院されたばかりでした.
前立腺癌の既往があり, X線とCTで第4腰椎が溶けるように破壊されている所見を確認.
前立腺癌の骨転移と診断しました.
もうお一方は新たに第1腰椎の圧迫骨折と診断.
お二人とも入院加療を希望されたため, 即日入院となりました.
急な入院が発生すると, 検査・病状説明・書類作成などで1人あたり1時間ほどの追加対応が必要になります.
午前中は慌ただしく過ぎていきました.
12時半過ぎにようやく自室へ戻り, 簡単に昼食をとりました.
午後の病院での仕事
14時から午後の外来を開始し, 10人の患者さんを診察.
16時半を少し過ぎたところで, 外来を終えました.
夕方の病棟回診では, 入院患者数が76人に増加.
うち, 私が主治医を務めるのは23人でした.
松葉杖姿で病棟を回るのも, すっかり見慣れた光景となったようで, 最近は患者さんから
「先生、どうしたんですか?」
と尋ねられることもほとんどなくなりました.
右脚のキズの状態
明日で手術から1週間.
血液検査とX線撮影を行い, 創部を覆っているテープ(『オプサイト』)を剥がす予定です.
また, 念のため骨粗鬆症の有無についても検査を受けます.

手術の日からずっと貼りっぱなしです.
防水になっているので, シャワーを浴びてもキズは濡れません.
脚の付け根の黒い線は, 超音波骨折治療器アクセラスを当てる目印として, 油性ペンで描いた大腿骨頚部の骨折線です.
右大腿部の傷には, パッド付きの防水シール『オプサイト』を貼っています.
手術当日から貼りっぱなしですが, 防水仕様のためシャワーも問題ありません.
脚の付け根にある黒い線は, 超音波骨折治療器『アクセラス』を当てるための目印で, 大腿骨頚部の骨折線を油性ペンで記したものです.


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