手術日+847日目 2026/6/24(水)(表皮嚢腫と扁平上皮癌)

頭 痛

昨日の午後から左側の頭痛が続いており, 昨晩寝るときにもズキズキと痛みました.

一晩寝ると治るかとも考えていましたが, 朝目覚めるとまだ痛みあり.
昨晩よりも軽くはなっていました.

家にあった片頭痛治療薬マクサルトを内服.
しばらくすると, 頭痛が消えました.

午前の病院での仕事

今朝は梅雨の合間の晴れ.
青空が広がっていました.
最高気温は, 昨日より7 ℃も高く, 夏日予想.

8時前に病棟に上がって, 8時から朝の病棟回診.
前立腺癌による悪液質を生じ, さらに大動脈周囲リンパ節転移による腹痛を訴えていた患者さんが, 薬を内服できなくなったと夜勤の看護師さんから報告されました.
内服していた麻薬性鎮痛薬オキシコドンを中止して, 代わりに塩酸モルヒネを持続的に注射することにしました.

午後に家人に来ていただき, 改めて病状を説明することに.

手術日+825日目 2026/6/2(火)(がん悪液質)
午前の病院での仕事8時前に出勤.昨日, 大腿骨転子部骨折の手術後に髄内釘を除去する手術を行った50歳の患者さんの病室を訪問.2−3日は痛みのために歩くのは難しいかもとの予想は外れて, すでに歩いてトイレに行っていました.松葉杖の練習後, 今…

8時半に外来に降りて, 19人の患者さんの診療を行いました.

膝の表皮嚢腫の患者

他病院の後輩医師から膝に生じた腫瘤の中高年患者さんが紹介されて受診.

膝に生じた表皮嚢腫の写真.
皮膚が少し赤紫色っぽいのが特徴です.

引用元:Bashaireh KM. Epidermal inclusion cyst of the knee. Eur J Orthop Surg Traumatol. 2019. 29.

20年以上前から腫瘤があって, 徐々に大きくなってきたとのことでした.
膝には, 6 cm大の軟らかい腫瘤.
持参されたMRIの所見から, 表皮嚢腫と診断しました.

表皮嚢腫は, 皮膚癌(扁平上皮癌)を合併することがまれにあります.
念のため, 脚の付け根にあるリンパ節(鼡径リンパ節)に癌が転移して腫れていないか, 触診しましたが, 腫大はしていませんでした.

私は, これまでに表皮嚢腫を摘出した後に扁平上皮癌があると診断されたため, 手術のキズ跡を広く切り取る追加広範切除術という手術を追加して, その後皮膚科で抗がん剤治療と放射線治療をしていただいたという経験が2人あります.
いずれも10年以上の長期間放置されており, 10 cmを超える大きさでした.

患者さんには, 腫瘍ではないが, 皮膚癌を生じることがまれにあるので, 放置せずに, 手術で摘出することを勧めました.

13時に外来診療を終了.

午後の病院での仕事

14時半に外来に戻って, MRIの予約があった患者さんに検査結果を説明.

足趾に生じた軟部腫瘍で, MRI所見から腱滑膜巨細胞腫と診断.

今後も大きくなることと, 骨に食い込んで破壊することがあるので, 手術による摘出を勧めました.

15時からは, 明日手術を行う糖尿病を合併した大腿骨転子部骨折の超高齢患者さんのご家族に手術の説明.
インスリン注射によって, 食前血糖が170 mg/dLを下回るようになり, 手術できるようになりました.

引き続き, 15時半からは, 前立腺癌末期患者さんのご家族に, 食事と薬が取れなくなっており, 胸水も増えて, 酸素濃度も上げているので, 数日から数週以内に死亡する見込みであることを伝え, 面会したい人には今週中に会っておくように説明しました.

今後, 整形外科入院のまま看取る予定です.

16時半からは, 県による『病床数適正化緊急支援事業』についてオンライン説明会があるため, 自分の部屋に戻って, Zoomを起動してスタンバイ.
しかし, いくら待っても説明会が始まりません.
通知書を見直したり, ログインしなおしたりしましたが, 始まらないまま会議の終了時刻になってしまいました.

17時半前に病院を出ました.
天気予報通りに暑かったようで, 暑い空気が残っていましたが, 空は曇り.
雨が落ちてきました.

病院外の事務作業

18時前から1時間強, 今日も事務所で書類チェック.
進捗率は90 %で, 明日で終われそうです.

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