手術日+694日目 2026/1/22(木)(大腿骨近位部骨折ラッシュ)

午前の病院での仕事

今朝も寒波の影響で, 厳しい冷え込み.
クルマの外気温モニターは −3 ℃を示しており, はうっすらと雪が積もっていました.

道路は凍結し, 通勤途中は終始ノロノロ運転.
いつもより5分ほど遅れて病院に到着しました.

8時過ぎから朝の病棟回診.
その後, 9時前に外来へ降り, 午前中は34人の患者さんを診療しました.

診療の合間に, 先輩医師と後輩医師, それぞれの整形外科クリニックから電話.
いずれも大腿骨近位部骨折の患者さんを紹介したいとのことでした.

午後は手術が入っており, 診察できるのは15時以降.
さらに, 手術枠もほぼ埋まっているため, 仮に手術が必要となれば2週間先になる可能性があることを説明しました.

それでも,
「他の病院では断られており, 今日診てもらえるのは当院だけ」
とのことで, 最終的に受け入れることになりました.

13時過ぎに午前の外来診療を終了.

午後の病院での仕事と下腿骨遠位部骨折の手術

昼食は10分足らずで済ませ, 急いで手術部へ.

13時半から, 下腿骨遠位部骨折の高校生の手術.
後輩医師の執刀で, 私は助手を務めました.

成長軟骨が残る15歳男性の腓骨遠位骨幹部骨と腓骨遠位骨端線損傷の事例のX線写真.
腓骨は, 成長軟骨をまたがないように整復後にプレートとスクリューで固定.
脛骨遠位は, 整復後にスクリュー2本だけで固定しています.

引用元:Kim HY. Ankle fractures in children: Classification and treatment. J Musculoskelt Trauma. 2021. 34.

腓骨は, 遠位骨幹部で大きく転位しており, 整復した後にプレートで固定.
骨端線が残っている年齢のため, 骨端線を損傷しないよう, 骨端線より頭側のみにスクリューを入れる工夫が必要でした.
主要なスクリューが入ったところで, 外来の予約患者さん対応のため, 一旦手術室を離れました.

14時半過ぎに外来で予約患者さん4人を診療.
15時前に再び手術室へ戻ると, 脛骨に対するネジ固定はすでに完了していました.

下大静脈フィルター留置

15時過ぎ, 血管造影室へ.
大腿骨頚部骨折後に下肢深部静脈血栓を合併した後期高齢患者さんに対し, 血管外科医に下大静脈フィルター留置術を行っていただくことになり, 担当の先生へのご挨拶と見学のために足を運びました.

大学勤務時代は, 悪性腫瘍の患者さんを対象に, 腫瘍へ流入する動脈にカテーテルを留置して, 高濃度の抗がん剤を48時間持続注入する治療(選択的動注化学療法)や, 動脈内に塞栓物質を注入して血流を遮断する動脈塞栓術を, ほぼ毎週のように一人で行っていました.

大学を離れてからは血管造影室に足を踏み入れる機会もなくなり, 気がつけば, 10数年ぶりの血管造影室.

久しぶりに入室すると, 懐かしさがこみ上げました.
ディスプレイは以前より明らかに大型化・高精細化され, デジタル造影像も驚くほど鮮明.
技術の進歩を, 否応なく実感させられました.

昔は, 独りでこなすしかなかったのですが, 今は臨床工学士さんがついてくれて, 下準備やガイドワイヤーとカテーテルさばきを手伝ってくれるのを見て, 感心しました.

下大静脈フィルターの留置は, 20分ほどで終了.
これならば, 自分もできそうだと感じました.

大腿骨近位部骨折の急患 x 2

15時過ぎ, 大腿骨頚部骨折の後期高齢患者さんが来院.
もともと歩行困難で車イス生活でしたが, 認知症のため, 時折ふらっと立ち上がってしまい, そこで転倒したとのこと.
1年以上前から歩けなくなっているとのことで, 手術を行うかどうかはご家族に判断していただく方針としました.

ほどなくして, 大腿骨転子部骨折の中高年患者さんも搬送.
通勤途上で凍結した路面で転倒して受傷されたそうです.

乳癌の既往があり, アロマターゼ阻害薬を約10年内服.
その影響による骨粗鬆症が背景にあると判断しました.

いずれの患者さんも, 手術を前提として検査をオーダー.

これらの対応に17時過ぎまでかかり, 夕方の病棟回診は後輩医師に任せました.

入院後の指示を追加で入力し, 18時前に病院を後にしました.

四師会役員合同新年会

19時から, 医師会・歯科医師会・薬剤師会・看護協会4団体の役員による合同新年会に, 医師会理事として出席.

同じテーブルの方々と名刺交換を行い, 歯科医師, 薬剤師, 看護師の皆さんと, 最近の話題を中心に2時間ほど歓談しました.

余興としてくじ引き抽選会もありましたが, 当選確率は約1/10.
ビンゴ同様, これまで一度も当たったことがなく, 今回もやはり外れでした.

21時過ぎに会場を出て, 凍結した道路に注意しながら駅まで徒歩.
バスを待ち, バスで帰宅しました.

帰宅後, 体が冷え切って, 炬燵に深々と入ったところで, そのまま力尽き, 朝まで眠ってしまいました.

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