手術日+663日目 2025/12/22(月)(二次救急病院臨時会議)

午前の病院での仕事

昨晩の雨は上がり, 昨日とは一転して, 冬らしい冷え込みを感じる冬至の朝でした.

8時前に病棟へ.
電子カルテを確認すると, 昨晩は当院が整形外科の輪番日で, 大腿骨頚部骨折の高齢患者さんが1人入院されていました.
コントロール不良の糖尿病があり, まずは血糖管理を優先.
年内に手術まで持ち込めるか, ぎりぎりの状況です.

8時から朝の病棟回診.
8時半から朝礼, 続いて幹部ミーティング.
先月の収支も赤字だったため, 年末年始にベッドが過度に空かないよう, 退院調整を丁寧に行うよう改めて訓示しました.

9時前に外来へ.
午前中は18人の患者さんを診療.

11時過ぎからは, 午後に日帰り手術を予定している高校生と親御さんに麻酔および手術の説明.
続いて病棟に上がり,全身麻酔で手術を行う中学生と親御さんにも手術説明を行いました.

長期休暇の時期は, どうしても学生さんの手術が集中します.

午後の病院での仕事

小指の基節骨の内軟骨腫の普通写真(A), X線写真(B, C), CT(D, E), MRI(F).

引用元:Oliveira RK. Intramedullary fixation with cannulated screw after resection of enchondroma in the hand: Technique description and case series. J Hand Surg Glob Online. 2023. 5.

12時, 手術部へ.

12時から, 高校生の小指基節骨の内軟骨腫切除術を執刀.
予定通り40分ほどで無事終了しました.

次の手術まで20分ほど空きがあったため, 外来で手術ノ経過説明を済ませた後, 自分の部屋に戻り, 5分で昼食。

13時半前に再び手術部へ.
1月に脛骨骨折で手術を行った中学生の骨内異物除去術を執刀.
こちらも予定通り, 1時間弱で終了.

引き続き, 後輩医師の執刀による尺骨骨折術後の中学生の骨内異物除去術で助手を務め, 30分で手術は終了しました.

その後は病棟に上がり, 入院患者さんの指示出しや検査結果の確認.

16時半から夕方の病棟回診.
入院患者さんは76人, そのうち33人を主治医として担当しています.

17時過ぎに病院を後にしました。

二次救急医療病院群臨時会議

帰宅後、ストレッチと筋トレを30分強,
先週は火曜日から日曜日まで行事や仕事が立て込み, ほとんどトレーニングができていなかったため,
身体のなまりを感じました.

19時からは, 二次救急医療病院群の院長・事務長によるオンライン臨時会議.

議題は、年末年始の救急医療体制, 特に大学病院からの下り搬送の受け入れについてでした.

今年は12月27日(土)から1月4日(日)まで9連休となる病院もあり, 救急医療の逼迫が予想されます.
そのため, 急遽この会議が設定されました.

大学救急科からは,
「大学病院に救急搬送されたが, 中等症以下で二次救急病院でも対応可能な患者を年末年始も円滑に転院させたい」
との提案があり,
そのために各二次救急病院で病診連携室を年末年始も稼働できないか, という内容でした.

しかし, 病診連携室の職員に休日返上を求めることは現実的ではなく, この案には, ほぼすべての病院が
「対応不能」
との判断でした.

代替案として, 各病院の院長同士でライングループを作成し, トップダウンで患者転送の可否を迅速に判断する体制を取る, という方向で合意.
院長先生は, 年末年始期間に休めなくなるかもしれませんが, ラインのやりとりは, 午前中の時間帯に限局することで, 休めなくなる時間を最小限とすることで一致しました.

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