東京へ
今晩は, 東京で観劇する妻とこどもにくっついて東京に行くために早起きしました.
7時台の東北新幹線やまびこに乗って, 東京に移動しました. 今回の旅のテーマは家族も大好きな「猫」をテーマに東京を観光することにしました.
今戸神社

午前中は, 自分がコレクションしている招き猫発祥の地のひとつとされている東京都台東区にある今戸神社さんに来ました. 上野駅で降りて, 銀座線で浅草駅まで移動した後, 台東区のコミュニティバスに乗ってやって来ました. まだ, 朝のせいか, 参拝客は自分達の他は数組しかおらず, ゆっくりと参拝できました.

のぼりで見たとおりに縁結びの神様です.
今戸神社にお祭りされているのは, 日本で最初の夫婦である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)ですので, 縁結びの神様として, 国内外からたくさんの参拝客が訪れているようでした. 絵馬を見ると, 日本語, 中国語, 韓国語, 英語, おそらくタイ語?などのいろいろな国の言語でお願い事が書かれていました.

今戸神社があった辺りは, 江戸時代に今戸焼という焼き物が生まれて, その今戸焼で作られたのが, 最初の招き猫になるそうです. また, ここは新撰組の沖田総司の終焉の地としても有名です.
こどもの縁結びの祈願として訪れましたが, 招き猫の収集のためにも来ました. こどもが絵馬を記入したり, お守りを購入している隙に, 招き猫を購入しました.

夫婦招き猫です.
今戸神社の招き猫は, 夫婦招き猫で, 2体がくっついています.
ところで, 招き猫のコレクションを始めたのは, 20年くらい前からです.. その当時から日本で最初の今戸焼の丸〆ネコをいつか手に入れたいと考えています. これまでに博物館で見たことはありますが, まだ入手できていません.
神社には, 30分くらいの滞在でした. ランチを食べるために浅草に移動しました.
どぜう飯田屋

ランチは, どじょう鍋を食べるために浅草の飯田屋さんに移動しました.
亡くなった父親が, どじょうが好きで, よく魚屋さんで買ってきて, 家でどじょう汁にして食べていました. 昔は魚屋さんの店頭にたらいに入ったどじょうがよく売られていました. 自分は生きていた姿のまま煮られたどじょうの見た目と骨の食感と泥臭いのとで, どじょうは避けてごぼうと卵の入った汁物として食べていました.
しかし, 大人になると, 味覚が変わって, 食べられるようになりました. というか, むしろ好物となりました. 昔は, 近くの蕎麦屋で梁川鍋をやっていたので, 日曜日の昼間に梁川鍋を食べながら昼酒を飲んで, 〆に蕎麦をいただくということをしていましたが, そのお気に入りの蕎麦屋さんが閉店してしまってからは, 市内では食べられなくなってしまいました.
そこで, 学会等で東京に行く際には, わざわざ浅草まで食べに行くようになりました. いつもは, 駒形どぜう本店さんに行くのですが, 新型コロナ感染症流行以降はすっかり足が遠のいていました. 久々に行こうと今回調べてみたところ, お値段がずいぶんと上がっていたので, 駒形どぜうさんよりもお安く出しているこちらのお店に初めて来ました.
前日に予約の電話を入れたところ, 予約の分のお席は既に満席ですとのことでした. 開店時に行くとどれくらい待つのか聞いたところ, 当日席もあるので, 開店時に来られれば, 入れますと伝えられました.
11時半開店ですが, 11時にお店に到着しました. まだ, 誰も並んでいないため, 一番目はちょっと気恥ずかしかったので, 河童橋の方まで歩いて, お店をのぞいて時間を潰してから, 11時15分頃にお店の前に戻ると, お二人の方が並ばれていたので, その次に並びました.
妻とこどもたちは, この間, 別なお店で服を買っていました.
11時半前には, 5組, 15人くらいの列ができました. 開店と同時に入店できました. 4人であることを告げて, 掘りごたつ式のお席に案内されました.

間もなく, 妻とこどもが到着しました. そこで, 梁川鍋を人数分注文したところ, 二人前しかできないと断られて, 梁川鍋2人前とどぜう鍋2人前にしました. だし巻き卵も頼んだのですが, 卵がない?のか, 対応できませんとのことでした. 酒のつまみとして, どじょうの唐揚げ, うざくを頼みました.

生ビール2杯, 日本酒2合をいただきました. さらに追加で骨抜きのどぜう鍋二人前を追加して, どじょうを堪能しました.
にゃんこ堂


店内は猫本だらけでした.
次いで向かったのは, 神田神保町の猫本専門の書店『にゃんこ堂』さんです. 店内は, 猫の本で埋め尽くされていました. お客さんは, 自分達だけでした. 書店オリジナルの缶バッヂや本を購入しました.
神田神保町から秋葉原のホテルに移動しました.
ガタンゴトンホテル

今回は, 妻とこどもが大手町で観劇するということで, 東京駅周辺でホテルを探した結果, 4人で泊まれるホテルとして, UNDER RAILWAY HOTEL AKIHABARAさんというJR線のガード下にあるホテルを予約しました. お盆期間中の土曜日宿泊で, 1人9,000円でしたので, お得と感じました.
15時過ぎにチェックインしました. 客室は, 清潔で, 広くて, ダブルベッド1台, シングルベッド2台でした. すぐ上をJR線(山手線, 京浜東北線, 総武線, 東北新幹線)が通っているので, 数分おきに電車の通過音がしました. 自分は, 乗り鉄なので, むしろ好ましく感じましたが, こどもはうるさくて眠れなさそうと言って, レセプションから耳栓をもらっていました.
妻と下のこどもは, 16時過ぎに大手町に出かけていきました. 観劇が終わるのが20時過ぎとのことだったので, 自分と上のこどもは, 浅草花やしきに遊びに行くことにしました.
浅草花やしき

浅草花やしきに来たのは, 上のこどもがオープンキャンパスで東京に来た際に, 下のこどもと来て以来で, 13年ぶりでした. 上のこどもは東京で大学生活を送っていましたが, 来る機会がなかったので, 一緒に来ました.

動いている乗り物は一部でした.
夏休み期間中は, 17時から21時までの夜間営業をお安く行っているということだったので, 17時に来てみました. お盆休みも終わりなので空いているだろうと予想していましたが, 入場待ちの行列ができており, 入場券購入まで20分以上かかりました. 17時以降の購入できるのは, 大人3,000円で乗り放題のチケットだけでした.

最初に日本最古のジェットコースターであるローラーコースターに乗ろうと乗り場に行くと, 30分待ちでした. 乗り場前に, 65歳以上は乗車できませんと記載されており, 自分もあと4年後には乗れないのかとちょっと寂しく感じました. ローラーコースターの最高時速は, 42 km/hと表記されていましたが, 体感速度はスキーで滑るスピード(概ね60-80 km/h)以上でした.
その後も並んで, 夜間営業している乗り物には全部乗りました. 童心に帰って, 楽しみました. 19時を過ぎると大分お客さんが減って, 乗り物待ちの並びも解消しました.

19時半まで遊んで, 夕食のために神田に移動しました. 途中, 浅草寺の境内と仲見世を歩いて行きましたが, 境内にはまだたくさんの観光客がいて, 夜の浅草寺の写真を撮影していました.
おぎのや食堂
妻と下のこどもが大手町にいて, ホテルが秋葉原だったので, 夕食は大手町から歩いて来られる神田辺りにしようということでいろいろと調べました.

妻とこどもが来て夕食が開始できるのが20時過ぎとなるので, 遅くまでやっているところということで, 神田のガード下にあるおぎのや食堂さんを20時に予約しました. おぎのやさんは, 先週もいただいた峠の釜めしのおぎのやさんのことで, 居酒屋兼釜めしがいただけるお店です.

20時に上のこどもと入店して, おつまみを食べながら, 妻と下のこどもの到着を待ちました. 20時半過ぎにやっと合流して, 1時間半ほど飲み食いしました. ビール2杯, 日本酒2合をいただきました. このお店の一合徳利は, 年寄りしか知らない, 昔, 駅弁と一緒に売られていたお茶の入れ物を模した急須でした. 昔は, プラスチックで透明なこの形の入れものに, 緑茶のティーバッグとお湯が入っていて, フタを湯飲み茶碗としてお茶を飲んだんだというようなことをこどもたちに話しました.
妻とこどもからは, 今日の劇の話をいろいろと聞きました. 先日たまたま見ていたテレビ番組に, ヒロイン役の俳優さんである奈緒さんが出ていたのを見て, 自分も少し興味がありました.

〆は, 期間限定の釜飯である大蒜(ニンニク)とじゃこの釜飯をいただきました. 330円の追加料金で3-4人前に増量してくれました. ニンニクの香りが食欲をそそるごはんでした.
22時過ぎに神田から秋葉原のホテルに戻って, 寝ました.
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