午前の病院での仕事
今朝は青空が広がり, 久しぶりに陽の光を浴びた気がしました. 気温は, 9 ℃で, 昨日より少し暖かく感じました.
8時前に病棟に上がりました. 昨晩は, 当院が整形外科の救急当番でした. 急患は, 軽症の患者さんの救急車が1台と軽症のウォークイン(患者さんが歩いて受診されたという意味)の患者さんが1人だけでした.
8時から後輩医師と一緒に朝の病棟回診を行いました. 回診途中で, 救急車が来たため, 後輩医師は救急外来に向かい, 独りでの回診となりました. 昨日手術を行った大腿骨転子部骨折の患者さんは, 朝まで4回ほど痙攣発作があったとの報告を受けました. いずれも1分以内で自然に治まったとのことでした. 今日からてんかん治療薬であるバルプロ酸ナトリウムを増やすことにしました.
8時半に講堂に集まって, 来週手術を予定している患者さんの手術前カンファランスを行いました. 来週は, 9件の手術を予定しています.
9時前に外来に降りて, 37人の患者さんの診療を行いました.
大学病院で勤務している後輩医師の奥様が, 2カ月前から腰痛があるとのことで, 受診されました. 腰を屈むと, 下位腰椎から仙骨辺りに痛みがあるということでした. 腰椎と骨盤のCTとMRIを撮像して, 腰痛を生じうるような異常があるかどうか検査することにしました. その結果, 腰椎の椎間板という軟骨が変性(老化)した所見のみでした. 椎間板由来の腰痛か, あるいは, 非特異的腰痛(X線写真やMRIなどでは異常が見つからない筋や腱あるいは関節由来の腰痛)かと判断しました. 後輩医師も確認出来るように, CTとMRIの画像データを渡して, お手紙を書きました.
13時半に外来診療を終えて, 自分の部屋に戻ってランチを5分で摂りました. 13時半から後輩医師の執刀で手術が予定されていたため, すぐに手術部に向かいました.
午後の病院での仕事
肩関節の腱板断裂の中高年患者さんに対する関節鏡での腱板修復術という手術でした.
手術部に移動すると, すでに手術が始まっていました. 大学病院から診療応援に来られた後輩医師がすでに助手として働いていたので, 手術には参加せずに, 周りで手術の経過を見ていました.

Aは, 腕を横に持ち上げる働きがある筋肉(棘上筋きょくじょうきん)の腱(腱板けんばん)が切れた状態.
B, Cは, 上腕骨の横の出っ張り(大結節だいけっせつ)にアンカーという器械を打ち込んで, アンカーに付いている糸を使って, 腱板を大結節に縫い付けた状態.
肩の前後横に3箇所ほど開けた小さな孔から関節鏡というカメラを刺し込んで, それを見ながら切れた腱板を引っ張り出します. その後, 上腕骨の横の出っ張った部分(大結節だいけっせつ)にアンカー(糸が付いている骨の中に打ち込む小さな楔状の釘)を打ち込んで, 大結節に腱板を糸で縫い付けるという手順です. 予定通りに2時間ほどで手術が終わりました.
15時過ぎに病棟に上がって, 今朝救急車で運ばれて来られて, 手首の骨(橈骨遠位端)の骨折と腰椎圧迫骨折と診断されて入院された高齢の患者さんと, 大腿骨頚部骨折で他の病院で手術された後, 転院してこられた中高年の患者さんの状態を確認しました.
転院してこられた患者さんの方は, X線写真を見たところ, 私と同じ非転位型の大腿骨頚部骨折で, 私と同じFemoral Neck Systemという器械を使って手術されていました. 骨密度測定の結果, 骨密度が若年成人の平均値の50 %台の重症の骨粗鬆症, 骨折の危険性の高い骨粗鬆症でした. 前医では骨粗鬆症の治療が行われていなかったので, ご本人に検査の結果を伝えて, これから骨粗鬆症の治療を始めることを説明しました.
16時から, 病棟看護師, 理学療法士, 作業療法士, 社会福祉士と一緒に病棟回診を行いました. 後輩医師は, 夜勤明けで帰宅していたので, 医師は自分独りでした. 入院患者さんは88人, 自分が主治医となっているのは48人でした.
17時過ぎに病院を出ました. 今日は桜の開花宣言が出たので, 病院の敷地内にある桜の木を見てみましたが, まだ咲いていませんでした.
家の前の桜は未だ
帰宅後, ウチの前にある桜並木の桜が咲いていないか歩いて見に行きました. 咲きそうになっている枝もありましたが, まだでした.
明日は, 天気が良さそうなので, スキーに出かける予定です. 今週は雨が降りましたが, スキー場の雪がどうなっているのか, 気がかりです.
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