午前の病院での仕事と内側上顆炎の患者さん
今朝は昨日の冷え込みに比べると, 大分暖かく感じました. クルマの表面も凍っておらず, 外気温モニターでは8 ℃でした.
出勤後に病棟に上がって, 8時から後輩医師と一緒に朝の病棟回診を行いました. 鎖骨骨折後に不整脈があった患者さんは, その後も不整脈がでることはなく, 今日退院されました.
8時半に外来に降りて, 午前中は27人の患者さんの診療を行いました.
3年半前から肘の痛みが続いている患者さんが初診で来られました. 肘関節を深く曲げると肘の内側に痛みがあって, 十分に曲げられない状態でした. これまでに4カ所の整形外科を受診されて, 治療をされてきましたが, 良くならないとのことで, 隣の町から当科を受診されました.
X線写真では異常はありませんでした. 肘の内側を圧すと痛みがあったので, 内側上顆炎と診断しましたが, 症状がだいぶ長く続いているのと, 肘関節を曲げられないという症状が内側上顆炎とは異なる印象だったので, 関節の中の異常が無いかどうかMRIを撮像して確認することにしました.
引用元:Deluca MK. Medial epicondylitis: Current diagnosis and treatment options. J Orthop Rep. 2023. 2.
MRIが撮れたのが13時過ぎでした.
肘関節の中には, 異常はありませんでした. MRIでは, 内側上顆部とそこに付着する腱の中に異常があり, やはり内側上顆炎であると診断しました. 重症度は, 上図のGrade 2相当でした.
これまでに, 鎮痛薬や注射等で治療されても改善がなかったそうなので, 専門医の診療を受けて, 他の治療で良くなるかどうか検討してもらうのがよいと判断して, 手外科の専門の後輩医師に紹介することにしました.
13時半前に自分の部屋に戻ってランチを摂りました.
スキー場のオープンは延期
昼休み中に土曜日にオープン予定である各スキー場がオープンできるのかどうか, 各スキー場のHPを見てみました.
夏油高原スキー場は, 11月20日付けで23日のオープンは積雪不足で延期すると記載されていました.
天元台高原スキー場は, 今日, 明日のプレオープン後の滑走が可能かどうかを判断すると記載されていました.
EN RESORT Grandecoは, 23日のオープンは延期して, 24日にオープンするかどうかは23日に判断すると記載されていました.
以上, 今週の土曜日に滑ることが出来る可能性があるのは, 天元台高原スキー場だけでした.
早速, スタッドレスタイヤを預かってもらっているタイヤ屋さんに電話をかけて, 23日にタイヤ交換する予約をとりました.
午後の病院での仕事と中指末節骨骨折の患者さん
14時に外来に戻って, 6人の患者さんの診療を行いました.
15時過ぎに工場での作業中に中指を切ったという10代の患者さんが受診されました. 指先が2cm程裂けて, 皮下脂肪が露出した状態でした. X線写真では, 指の先端の骨(末節骨)が骨折していましたが, ズレはほとんどありませんでした. 爪が残っていて, 副子代わりとなるので, 骨折に対する処置は特に行わず, 裂けた皮膚を縫合するだけで済みました.
16時過ぎに病棟に上がって, 入院患者さんの今日の状態を確認しました. 16時半から後輩医師と一緒に朝の病棟回診を行いました. 入院患者さんは, 72人, 自分が主治医となっているのは38人となりました.
17時過ぎに病院を出ました.
夜の仕事
今晩も病院外の事務所に出かけて, 17時半から20時半までの3時間事務仕事を行いました. 今日は, 同級生にも先輩や後輩の整形外科医師にも会えませんでした.
21時過ぎに帰宅しました. 夕食はキムチ鍋でした.
夜, 改めて天元台高原スキー場のHPを見てみましたが, 明日のプレオープンは雪不足のため延期となっていました. 23日から滑走できるかどうかは, 明日発表すると記載されていました.
コメント