手術の翌々日の状態
朝起きると, 昨日よりさらに右ふとももが腫れて, 股関節や膝関節を動かそうとすると, 痛みを強く感じました.
出勤のためにクルマに乗り込むときには, 自分で股関節を曲げて右脚を持ち上げることができず, 右手をふとももの下にあてがってふとももを手で持ち上げて, 何とか乗り込んで, 職場に向かいました. 踵を固定して, アクセルとブレーキを踏む操作のときは, 痛みはそれほどなかったので, 運転には支障ありませんでした.
午前の病院での仕事とお見舞い
8時から朝の病棟回診をして, 午前中は43人の患者さんの外来診療を行いました. この日も馴染みの患者さんから「お大事に」と声を掛けていただいたり, ペットボトルのお茶を差し入れていただいたりしました.
ランチ後, 整形外科の先輩医師でスキー仲間のK先生が, 病院まで来られました. お見舞いをいただき, 来シーズンにはまた一緒に滑ることを約束しました.
午後, 空き時間をねらって, X線透視室に行きました. 手すりにつかまって, ジャンプしてX線透視装置に載って, X線透視をしましたが, 確かに自分の右大腿骨にFemoral Neck Systemの器械が入っているのを確認しました. 昨日借りた超音波骨折治療器アクセラスを骨折したところに当てるために, 骨折した大腿骨頚部の骨折線の上にあたる皮膚に油性ペンで線を引きました.
午後の病院での仕事
午後になって, 新規の患者さんが1人いらっしゃったので, 診察しました.
16時から, 毎週金曜日に行っている患者さんの問題点を多職種(医師, 病棟リーダー看護師, 特定行為看護師, リハビリスタッフ, 医療ソーシャルワーカー, 管理栄養士)で共有しながら確認して, 目標を立てるための回診を行いました. 入院患者さんは74人, 自分が主治医となっているのは24人でした.
夜も仕事
17時過ぎ, ほぼ定時で病院を出ました.
夜は, 病院外での仕事があったので, その事務所に出かけて, 2時間ほど働きました. 事務所の部屋の入り口に立った松葉杖姿の自分を一目見た職員たちが走ってきて, 椅子を引いてくれたり, コーヒーを持ってきてくれたりと普段はないサービスを受けました.
ブログを始める決意
20時前ごろ, 帰宅しました. 夕食は, 昼間にお見舞いでいただいたうな重をいただきました.
整形外科の現役の医師が大腿骨頚部骨折を受傷して, 手術を受けたというのはおそらくレアケースだと考えました. そこで, 今回の体験をブログに書こうと決めました.
WordPressでのブログの書き方を調べました.
今週もテレビドラマ『不適切にもほどがある!』を見ながら, 骨折前の記事を書き始めました.
超音波骨折治療を開始
夜, 寝る前に, 昨日借りた超音波骨折治療器アクセラスによる最初の超音波骨折治療を行いました.
夜, ベッドに仰向けになって, 今日の昼間に印を付けた右脚の付け根の皮膚にアクセラスのプローブを当てて, 最初の超音波骨折治療を行いました.
コメント