野沢温泉ホテル
2月23日天皇誕生日から25日までの3連休を野沢温泉スキー場で過ごすために, 午前中に『野沢温泉ホテル』さんに来ました. 今シーズンは, 記録的な暖冬と少雪のため, 野沢温泉スキー場までの道程は乾燥していて, 予定よりも早く到着できました.
地階のスキーロッカーに荷物を運んで, 着替え後, フロントで宿泊者3日券を購入しました.
ホテルから遊ロード(スキー場に登る無料の動く歩道)までは, 徒歩5分くらいでした.(翌日は, この近さで助かりました).
コンディション不良
遊ロードを上って, 日影ゲレンデに到着しました. 日影ゲレンデは, 予想外のザラメ雪で, ベースでは芝生が露出しているところもありました.
日影ゴンドラで上の平ゲレンデに上がると, 気温がぐっと下がりました. 新雪でしたが, 2日前の高温と降雨後の冷え込みで, 所々がアイスバーンでした.
山頂を見ると, ガスがかかっていて視界が悪そうで, 野沢温泉スキー場が初めて家人の足慣らしのため, 上の平とパラダイスゲレンデをメインに滑りました.
上ノ平ゲレンデでは, おなじみの野沢温泉の道路標識の下で, 写真を撮りました.
ランチは, 『パノラマハウスぶな』さんでとることにしていました. ここは, 映画『疾風ロンド』の中で, レストハウス『カッコウ』としてロケが行われた場所です. 13時半に入り口に行くと, すでに16組待ちでした. 「こんなに混んでいるのは初めて」と話すお客さんの声も聞こえました.
入り口にあるウェイティングボードに記名して, さらにパラダイスゲレンデを2本滑って戻ると, 14時過ぎに丁度順番でした.
ランチの後, 16時前まで滑って, 林間コースを下りましたが, 一斉に下山する時間だったため, とても混雑していました. ところどころで, 滑走中に接触して, 転倒しているスキーヤーやスノーボーダーを見かけましたので, ボーゲンで徐行して降りました.
野沢温泉大湯
17時頃ホテルに戻って, 浴衣に着替えた後, 早速ホテルのお風呂に入りに行きました. 内湯, 露天風呂ともに湯船はとても広くて, ゆったりとしていました. 残念ながら, 雪はすっかりなくなっていて, 雪見風呂の風情はありませんでした. しかし, 露天風呂は大きな日本庭園の中にあって, 庭を眺めながら気持ちよく入れました.
家人を誘って, 私は浴衣姿のままで, 18時前に『大湯』に入りに行きました. 外は気温が3 ℃くらいで, 大湯に向かう途中で体が冷えました. 家人は, ちゃんとダウンコートを着てきました.
大湯に着いて, 入り口の賽銭箱に3人分300円の心付けを入れました. 中に入ると, 脱衣棚と靴置き場は8割ほど埋まっていて, お客さんで一杯でした.
温湯と熱湯の両方の浴槽に8-10人くらいが浸かっていたので, いつものような熱さはなくなっていました. おかげで, いつもよりも長く浸かることができました. 外国のお客さんたちが3-4割でした. 口々に英語で「日本に来て一番辛いな」, 「おまえの皮膚は大丈夫か?」, 「自分は大丈夫!」などと声を掛け合いながら, 顔を真っ赤にして頑張って入っていました.
入浴後, 家人がまだ出ていなかったので, すぐそばのクラフトビール店『里武士』さんへビールを買いに行きました. カウンター席は, スキーウエアを着たお客さんで満席でした. 缶入のIPAを買って, 大湯前で飲みながら家人が出てくるのを待ちました.
爆発するお酒
家人と合流した後, お腹が空いたので, 『フキヤ』さんでおやきを買いました. 野沢菜おやきを食べながら, 温泉街を散策しました.
大湯で十分に温まったのですが, 浴衣姿でいた(通りには沢山の人が行き交っていましたが, 皆, スキーウエアかダウンコートで, 浴衣でいたのは私だけでした)ので, いよいよ寒くなってきました.
ホテルへの帰りがけに, 部屋で飲むお酒を買うために, 大湯のすぐそばにある『富谷酒店』さんに寄りました. 冷蔵ケースの中に今までに見たことがないお酒を発見しました. レジで支払いをしようとしたところ, お店の方から「これ, 飲んだことありますか?」と声をかけられたので, 訝しげに「未だないです」と答えると, 1枚の紙を手渡されて, 「必ず読んで下さいね」と念を押されました.
部屋に戻って, 買ってきたお酒(水尾あら搾り純米にごり酒)をよく見てみると, 栓は「注意書きを読む前には開けないでください」という警告が書かれた紙で封印されていました. お店で渡された紙を見ると開栓方法が記載されていました. この注意書きを読んだところで, 以前『探偵ナイトスクープ』というテレビ番組で開栓時に爆発するお酒を見たことを思い出しました. 急に開栓すると, ガス圧で中身がほとんど吹き出してしまって, 部屋が汚れてしまうようです. 時間がかかるようなので, 夕食後に開けることにしました.
夕食会場に移動して, 夕食をいただきました. 予想外に外国のお客さんが少なく, 9割は国内のお客さんでした. お料理は, 地元のものが多い和食でした. 和食だから外国のお客さんが少ないのかな?と考えました. とても美味しかったのですが, 量が多くて, お腹がいっぱいになってしまい, ご飯はいただけませんでした.
部屋に戻って, 日本酒の開栓にとりかかりました. 蓋を一寸開けて閉めて, 瓶をひっくり返してを繰り返して, 無事, 爆発させずに開栓できましたが, 注意書きの通り, 開栓までに40分かかりました. どぶろくとしては, 予想よりも酸味があまり強くなく, ほんのりした甘みと糀の旨みがあり, 美味しくいただきました. また買って飲みたくなりました. しかし, 翌日, 買いに行って, 飲むことは叶いませんでした. 家に帰ってから通販サイトで探してもみましたが, 品切れで見つけることができませんでした.
夜は, 今季お気に入りのテレビドラマ『不適切にもほどがある!』を見て, 床に就きました.
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