手術日+643日目 2025/12/2(火)(レストラン予約)

午前の病院での仕事

今朝はどんよりとした曇空.
薄暗く, 通勤途上ではクルマのオートライトが作動するほどでした.

8時過ぎに病棟へ上がり, 昨日脛骨骨幹部骨折の手術を行った後期高齢患者さんの状態を確認.
糖尿病を合併されていましたが, 血糖値は落ち着いており. 痛みも軽度.
今日からリハビリを開始できそうでした.

そのまま8時から朝の病棟回診.
巷ではインフルエンザが流行中ですが, 幸い病棟内ではまだ感染者は出ていません.

9時前に外来へ移動し, 午前中は41人の患者さんを診療.
予約でいっぱいでしたが, 新規患者さんが3人来られ, 診療が午後になる点を説明した上で受付して, 待っていただきました.

新規の患者さん1人は腰痛の超高齢患者さんでした.
X線写真とMRIの結果, 腰椎に多発骨折の跡はありましたが, 新規骨折の所見はなく, 鎮痛薬を処方して帰宅していただきました.

外来診療が終わったのは12時半過ぎ.
続けて病棟へ上がり, 入院患者さんの処置や検査を済ませ, 13時前に自室へ戻りました.

午後の病院での仕事と大腿骨頚部骨折, 肋骨骨折の患者

昼食後, 14時に外来へ戻り, 午後は11人を診療.

さらに, 午前中受付した新規の患者さんを診療. 施設入所中の後期高齢患者さんが「昨日の転倒後から続く左大腿部痛」で紹介受診.
昨晩から38 ℃台の発熱があり, 新型コロナ・インフルエンザ検査は陰性.

Fischer H. Eur J Med Res. 2021. 26. Fig.
大腿骨頸部骨折の分類.
今日の患者さんは, 非転位型(Nondisplaced)でGarden stage IIでした.

引用元: Fischer H. Management of proximal femur fractures in the elderly: current concepts and treatment options. Eur J Med Res. 2021. 26.

X線写真の結果, 自分が受傷したのと同じ非転位型の大腿骨頚部骨折と診断.
肺炎や尿路感染の所見はなく、インフルエンザを含むウイルス感染による発熱を疑いました.
熱が下がらなければ手術はできないため, その旨を説明し, 経過観察のため入院していただきました.

第9, 10肋骨骨折のCT 立体構築画像.

引用元:Alhatemi AQM. Rib fracture secondary to cough‐induced trauma. Clin Case Rep. 2024. 12.

さらに今朝, 自宅で転倒された後期高齢患者さんを診療.
側胸部痛を訴えられていたため胸部CTを撮影すると, 第6, 7, 8肋骨の骨折が判明.
幸い呼吸状態は安定しており, 鎮痛薬を処方して外来フォローとしました.

16時半になったので,病棟に上がって夕方の病棟回診.
入院患者は64人, 主治医として担当している患者さんは28人まで減少.

回診後に外来へ戻り, 入院予定となった大腿骨頸部骨折患者さんの検査オーダーや入院指示の入力.
すべて終えたのは17時過ぎでした.

トレーニング

今日はSST(Sweet Spot Training)20分 × 3本のややハードメニュー.

帰宅後, 18時前から約1時間半エアロバイクを漕ぎ続けました.
予定通り完遂すると汗だくに.
汗冷えを避けるためすぐに入浴し, 牛乳で溶いたプロテインを補給.

秋頃と比べると, 持久力が上がっているのを実感します.

時間外業務

夕食後は, 翌日手術予定の掌側Barton骨折の手術説明書を作成し, 続いて手術器械の勉強.

こうした時間外の作業は勤務時間には含まれませんが, 多くの医師が同じように自宅で学び続けています.

レストラン予約

来たる12月7日は, 私の61 回目の誕生日.
そして, 実は同じ日が私の母親の87回目の誕生日でもあります.

母は膝の痛みこそあるものの, その他に大きな病気もなく, とても元気です.
市内の合唱団で歌ったり, 写真クラブに所属して撮影に出かけたりと, 趣味を思いきり楽しんでいて, むしろ私よりも多忙なくらいです.

誕生日をどうするか少し考えて, 週末の予定を母に確認したところ・・・
弟夫婦と温泉旅行に行くことになっているとの返事.

そこで, 少し早めに 5日(金曜日)の夜に会食することにしました.

フレンチレストラン「ビストロQ」の料理と店内の写真素材
レストランの素材写真

仙台市内でゆっくり話せるレストランを探し, ネットで予約.
温泉旅館ではきっと和食になるだろうと考え, 会食は洋食にしました。


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