手術日+11日目 2024/3/10(日)

ブログを引っ越し

朝, 起きて, 居間に移動してから, ブログを見直しました.

これまでは, WordPressの無料プラン(WordPress.com)にブログの記事を記載していましたが, いろいろと調べた結果, Xserverの有料プランからWordPress.orgに変更することにしました. これまで書いてきた記事を全部移動することにしました.

棒を突っ込まれたような痛み

手術で右ふとももの筋肉を切開した部分は, あぐらをかくように股関節を横に広げ(外旋し)たり, 膝関節を真っ直ぐに伸ばす(伸展する)と, 硬い棒をふとももの筋肉の中に突っ込まれたように鋭く痛みます.

これまでは, 大腿骨近位部骨折の患者さんの手術の時には, 手術時間を短縮するために, 何気なく筋肉を切開したり, 剥がしたりして骨を露出していました. これからは, できるだけ筋肉へのダメージが少なくなるように優しく筋肉を切開するように気を配ろうと考えました.

痛みにロキソプロフェンが効かない

今の痛みに対しては, ロキソプロフェンを内服してもほとんど緩和しないので, 手術後1日目からロキソプロフェンは内服していませんでした.

筋膜や筋肉を切開した後の痛みに対しては, ロキソプロフェンのような非ステロイド性消炎鎮痛薬以外の鎮痛薬の使用を考えないといけないのかもしれません.

以前, 肋骨を骨折したときには, あまりにも痛かったので, オピオイド性鎮痛薬であるトラマール®を内服したことがありました.

トラマール®は, 慢性の痛みに使われる薬で, 骨折後などの急性の痛みに対する適応がありません. 当時は, 製薬メーカーの方から, 説明会でいただいたサンプル品をとっておいたものを使いました. 内服するとすっと骨折の痛みが遠のくのが分かったので, 数日間連用したところ, ひどい便秘になりました. トイレにこもって, いくら息んでも出そうで出ない状態が1時間くらい続きました.脂汗が出て, トイレの床が汗で水浸しになり, その後急にお腹が張って, キリキリと痛み出しました. このままだと, 便が詰まった状態で, イレウス(腸閉塞)になるかもと焦りました. 最終的に, 自分で摘便(てきべん)(肛門から指を入れて, 便を掻き出すこと)をして出しました.

それ以来, 患者さんにオピオイド鎮痛薬を処方するときは, 便秘薬を必ず一緒に処方することにしています.

結局, この日は丸1日, WordPress.comからXserverWordPress.orgに記事を移すのに費やしました.

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