ブログを引っ越し
朝, 目を覚まして居間に移動すると, まずブログの見直しから一日が始まりました.
これまでは無料版の『WordPress.com』を使って記事を更新してきましたが, 運営方法をいろいろ調べるうちに, 『Xserver』の有料プランを契約し, 『WordPress.org』に移行することを決めました.
これまで書きためた記事は, すべて新しい環境に移す予定です.
棒を突っ込まれたような痛み

右大腿部の筋肉を切開した部分は, あぐらをかくように股関節を外旋(上図(e)external rotation)したり, 膝関節を伸展(上図(b)extension)したりすると, まるで硬い棒を筋肉の中に押し込まれたような鋭い痛みが走ります.
これまでは, 大腿骨近位部骨折の手術では, 手術時間を短縮するために筋肉を比較的大胆に切開・剥離して骨を露出させていました.
しかし, 自らの手術創の痛みを経験してみると, そのダメージの実感は想像以上でした.
今後は, できるだけ筋肉への侵襲を少なく, より丁寧にアプローチしようと心に留めました.
痛みにロキソプロフェンが効かない
現在の痛みに対しては, ロキソプロフェンを内服してもほとんど効果がありません.
そのため, 手術翌日以降は服用をやめています.
筋膜や筋肉を切開した後の痛みに対しては, 非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)では不十分であり, 別の鎮痛薬を検討する必要があるのかもしれません.
思い返せば, 以前に肋骨を骨折した際, あまりの痛みにオピオイド系鎮痛薬『トラマール®』を試したことがありました.
『トラマール®』は慢性疼痛を対象とした薬で, 急性の骨折痛には正式な適応がありません.
当時, 製薬メーカーの説明会でもらったサンプルを服用したところ, 痛みは確かにすっと和らぎました.
しかし数日続けたところ, 激しい便秘に見舞われました.
息んでも出ず, 1時間ほどトイレにこもり, 脂汗を流しながら最終的には自分で摘便(肛門から指を入れて, 便を掻き出すこと)を行いました.
そのとき「オピオイドを処方するときは, 必ず便秘薬を併用しよう」と強く心に刻みました.
結局, この日は一日中, 『WordPress.com』から『Xserver』への移行作業に没頭しました.
身体のリハビリと同じように, ブログも少しずつ“生まれ変わって”いく過程にあります.



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