手術日+85日 2024/5/23(木)(学会復帰)

福岡での学会1日目

福岡の朝は、どんよりとした曇り空でした

6時半に起きて朝食を済ませて, シャトルバス乗り場のある『ホテル日航福岡』さんまで10分ほど歩きました. 気温は20 ℃前後と思われ, 予想外に暑さはありませんでした 

『ホテル日航福岡』さんの側道にシャトルバスが2台待機していて, 学会スタッフが案内してくれて, バスに乗り込みました. 10分強で第97回日本整形外科学会学術総会の会場である『福岡国際会議場』に到着しました. バスから降りると雨が落ちてきましたが, すぐにやみました.

7時半過ぎなのでまだ空いているだろうかと予想しながらロビーに入ると, すでに1階のロビーにはたくさんの参会者が来ていて, 賑わっていました. 事前に参加登録をしていたので, 受付ですぐに参加章をプリントしてもらって, 会場まで移動しました.

午前中は, 教育研修講演を3つ受講しました. 会場を移動する合間に, 来年学会長をされる, SNSでお友達になっている大学の先生にお会いしたところ, 「脚, 治ってるね」とお声掛けいただきましたので, 「何とか歩いてきました」と答えました.

昼前に学会場をいったん出て, ランチを摂りに出かけました.

ランチは水炊きの有名店

福岡と言えば, やはり水炊きだろうということで, 水炊きが美味しいと評判の大濠公園近くのお店『』さんに来ました. 今までは, 水炊きというと学会や研究会で京都に訪れる度に『ぎをん縄手とり安』さんに行っていましたが, 今回福岡に来る前に調べたところ, 水炊きは福岡が発祥だと知ったので, 福岡で食べないわけにはいけないなと判断しました.

橙(だいだい)さんの外観. 暗かったので, 休店かと誤解しました. 右隣は同じ系列の焼き鳥屋の鳥次(ちょうじ)さんです.

お店に着くと暗くて, 今日はお休みか?と焦りましたが, ドアを引っ張るとちゃんと開いて, 中にいた店員さんからすぐに「予約のお客様ですか?」と聞かれました. 予約はしていませんでしたが, 幸い席は空いていて, すぐに座れました.

メニューは, 水炊き(突き出し付き, 4,150円)と唐揚げ(1個150円)だけで, 唐揚げは1個から注文できますと言われたので, 水炊きと唐揚げ1個を頼みました.

すぐに鳥出汁に骨付きの鶏肉が入った鍋が運ばれてきて, 目の前のカセットコンロに置かれました. 突き出しは, 鶏ハムのゴマ出汁かけでした. 見回すと, 空席はほぼなくて, 自分の後に来られたお客さんはちょっと待っていましたが, 間もなく帰られるお客さんもいて, 数分待ちで通されていたので, 平日の13時頃ならば予約なしで入れそうでした.

水炊きのスープは柚胡椒を足していただきました. 鶏肉はポン酢でいただきました.

お店の方がこまめにテーブルに来てくれました. まずは, 鍋からすくった鳥出汁スープを湯飲みでいただきました. これは, 京都の水炊きでも同様でしたので, 戸惑いはありませんでしたが, 京都の水炊きと違って, スープは白濁しておらず, 透明な鳥油の味でした. 薄味なので, 塩や柚子胡椒で味を付けて飲んでくださいと言われました. 次いで, 骨付き鶏肉(もも, すね)をポン酢でいただきました. また, 合間に唐揚げをいただきました. いずれも身が詰まっていて, とても美味しかったです. 特に唐揚げは, 今までに食べたことのないほどに締まった肉で, 噛み応えがありました. 次に手羽元をいただき, つみれ(目の前で丸めてくれる)を入れて5分間煮立たせた(砂時計が置かれて, 計測されます)後, また味変したスープをいただきました. 調理が進む度に, スープの味が濃厚になっていくところが, 京都の水炊きと違っていました.

橙の水炊きの野菜
スープの具材が変わって, 煮詰まるにつれて, 味が変化していくのが楽しめました.

最後に, 胸肉と野菜と葛きりを入れていただき, 10分間煮た後にいただきました. スープが残ったので, また, いただきました. 〆には, 素麺か雑炊かを勧められましたが, 早めのディナーを予約していたので, 断念しました.

夕食は炉端焼きの有名店

午後の学会後, 予約していた天神にある炉端焼きの居酒屋『百式』さんに来ました. 福岡で美味しいお店を検索して, 発見しました. 予約困難店と書いてありましたが, 平日のためか2週間前に予約を入れられました.

お店は, 黒を基調としたシックな雰囲気でしたが, BGMは昭和の歌謡曲, 演歌, テクノ(坂本龍一), 洋楽ポップス(マイケル・ジャクソン)等, 何でもかかっていました. 店員さんは皆さんお若くて, 威勢が良くて, 屋台のようでした. キビキビとよく動いて, お客さんによく目が行き届いていて, 気持ちの良い接客でした. カウンター席しかなくて, カウンターと同じ高さのオープンキッチンにあるまな板や焼き場で調理されたものが次々に提供されました. メニューには, 予習した通りお値段が書いていなくて, やはり豊富すぎました. 何を頼めば良いか戸惑うというクチコミを見ていたので, 今回はコース(7,000円)にしました.

百式のノドグロの握り
ノドグロのお寿司. シャリはご飯ではなくて, イカをシャリに見立てて握られています. お皿も独特.
百式の炭火焼きつくね
炭火焼きのつくねは肉々しくて, おいしかったです.

小皿で, 次々に焼き物, お刺身, 寿司, お吸い物などが供されて, デザートを含めて全部で17品でした. ビール2杯とワイン4杯をいただきました. お会計は, 1万円あまりでした.

屋台は断念

実は, さらに天神の屋台で食べ飲みしようかと考えていましたが, お腹がいっぱいになってしまって, ホテルに戻らざるを得ませんでした.

地下鉄の駅に向かって歩いていると, 急に「先生!」と呼ばれたので, 一瞬何が起こったのか判らず, 路上でスーツの人に話しかけられるのは, マンションのセールスか何かと身構えてしまいましたが, よく見ると学会に来ていた大学院生の後輩医師でした. 上手く対応できずに, スイマセンでした.

天神地下街の入り口のすぐそばに, 『レミさんち』という事前にチェックしていて, エスカルゴとワインをいただきに行こうと考えていたフランス料理の屋台を見つけました. 18時半でしたが, 屋台のすぐそばに既に15人くらい(皆, 女性)が並んでいて人気ぶりに驚きました.

天神南駅から地下鉄に乗って, 博多に移動して, ホテルに帰ってすぐに寝てしまいました.

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