レース前
5時に起きて, 6時にホテルを出る予定でしたが, 二度寝してしまい, 5時半過ぎに妻に起こされました. 一緒に来てもらって, ありがたかったです. 起こされなかったら, 遅刻していました.
6時にホテルを出て, 途中のコンビニで朝ご飯のおにぎりと水, 凍ったアクエリアスを購入しました.
6時半に矢島町の受付会場(日新館)周辺に到着しました. 例年, 5時台に受付周囲の駐車場は埋まってしまう(前日からテント泊や車中泊の方もいるので, ほとんど空いていない)ので, 駐車場所を確保する必要があります. いつもは, 由利本荘市社会福祉協議会矢島支所さんの駐車場に停めることが多いのですが, 今回は妻が待機しているので, スタート場所に近い矢島駅近くに駐車しました.
朝食におにぎりを2個食べて, 脚攣り予防のためにツムラ芍薬甘草湯を2袋飲みました.
バイクに計測チップを取り付けたり, ナンバープレートを付けたり, タイヤに空気を入れたり, 水筒に水を入れたりなどの準備を行いましたが, 日影でも暑く, 気温はすでに30 ℃近くでした. 7時45分の選手集合時間まではクルマの中で涼みました.
7時40分になったので, 集合場所に移動しました. サイクルウエアの背中のポケットには, 熱中症対策として凍ったアクエリアスを入れました.

ほぼ先頭に位置取りできましたので, 目の前は小学生と女子選手でした.
これまでは50歳台クラスでしたが, 今回初めて60歳代クラス(男子F)になりました. 男子Fは, チャンピオンクラス, 小学生・女子の次で, マウンテンバイク, 70歳代クラスと一緒でした. ほぼ先頭に近い場所に位置取りできました.
8時からパレードランといって, 矢島町内をぐるりと一周します. 沿道で町の方達が, 道路に出て, 手を振って声援をいただきます. 他のレースにはない, この町内パレードがあるので, 矢島カップは特別なレースとして, とても気に入ってます.
パレードラン中, 矢島駅のすぐ脇も通って, クルマの中で待機している妻が手を振っていたので, 振り返しました.
スタート

8時10分過ぎにスタート地点に移動しました. ここでも, 前には10人弱でした.
スタート地点の左手には, 以前, パチンコ店がありましたが, 今は更地になっています. 大学時代の同級生で, 硬式テニス部ではダブルスのペアを組んでいて, スキー部でも一緒に活動していた親友も, 以前はロードバイクをやっていて, これまで2回一緒にこのレースに出たことがありました. スタート待機時間中に, トイレに行くと行って, 自分にバイクを預けて, パチンコ店に入っていったものの, なかなか帰ってこなくて, スタート時間は迫るし, 焦ったことがありました.
8時24分にレースがスタートしました. 最初は平坦路で, 皆かなりのスピードで飛ばします. 自分も遅れないように順位を上げて, 10番目くらいで坂道に入りました.
ヒルクライム
ここからは, 27 km, 標高差1,100 mを登り続けます. 途中, 平坦・下りで脚を休めるところが数カ所ありますが, 基本的には山道をひたすら登っていきます. 5 kmほど走ったところで, あと20 km以上あるのかと完走できないのではという不安が頭をかすめました.
登りの途中では, 大分同じ60歳代クラスの方に抜かれました. レースでは, 概ね参加者の1/3〜1/2より上の順位でゴールすることを目標にしていますが, 20人くらいに抜かれたので, 厳しいかなとも考えました. 途中で, 小学生に抜かれたときは, かなりがっかりしました.
ゴール
頭からは汗が滴り, 右のふくらはぎも痛みが出てきて, 息が上がって, 脚が回らないという苦しい状態が延々と続きましたが, 生きているという実感も十分に感じることができました.
ゴールまであと500 mというところで2人に抜かれてしまい, 最後の登りでなんとか抜き返そうと頑張りましたが, 脚が回らずに, 抜き返すことはできませんでした.

鳥海山は雲で隠れていました.
1時間半くらいで, 無事にゴールしました.
ゴールテントで預けていた荷物を受け取って, 絞れるほど汗で濡れたウエアを着替えました. その後, アクエリアス, 麦茶, スイカをいただいて, 脱水を解消しました. ゴール地点でも30 ℃あって, とても暑くて, 日影に座って休みました.
順位の速報値が掲示されていたので見に行ったところ, 予想外に上の方で, タイムはベストから大分遅かったのですが, 順位は過去最高でした.
下山
11時10分にレースが終了しました.
11時20分から下山が開始されました.
下山時は, 概ね100人くらいずつが, クルマの先導に従って, 坂道を下っていきます. 事故防止のため, 先導車の追い越しは禁止されています.

並ぶのが遅かったので, 下山の第1組に入れず, 第2組となり11時25分から下山を開始しました. 山を下りていくと, 気温が段々上がって来ました. 麓の気温は, 38 ℃とアナウンスしていたので, 待機中の妻がちょっと心配になりました.
1時間弱で車まで戻りました. 自転車をクルマに載せて, ナンバープレートを受付に返却に行きました. 引き換えに昼食として, おにぎり2個, お茶, 豚汁が毎年いただけます. 暑いので, 豚汁はいただかず, おにぎりを持ってクルマに戻りました.
フォレスタ鳥海
例年だと, このまま自宅に帰るのですが, 今回は温泉に入るのと昼食を摂りに行くことにしました.
鳥海山ろくにある『フォレスタ鳥海』さんというホテルに出かけました. 矢島駅からは10 km強のところにあります.

山道を登って, 20分ほどで『フォレスタ鳥海』さんに到着しました. 駐車場にはクルマが結構停まっていたので, 混んでいるかなと予想しました.
レセプションで, 日帰り入浴に来たことを告げて, 600円を払いました. 妻は, 入らなくてよいというので, 説得しましたが, 決意を翻すことはなく, 独りで入りに行きました.
予想外に空いていて, お客さんは自分も含めて5人しかいませんでした. お湯は, 硫黄臭はなく, 透明ですこしぬめり感があって, 肌がすべすべになるタイプでした.
妻を待たせていたので, 10分ほどで上がりました.

昼食はレストランでいただきました. ランチのラストオーダーが13時30分で, 5分前でしたがが, 入れました. お客さんは, 自分達の他には3人だけで, 空いていました. ランチメニューは, 3品だけでした. 私は冷やの百宅(ももやけ)蕎麦を, 妻はシーフードカレーにしました.

汗をかいて, 脱水気味だったので, 水をいただき, さらに塩分もだいぶ失ったので, めんつゆも飲みました.
尾花沢スイカ
14時半前に『フォレスタ鳥海』さんを出て, お土産を購入するために『道の駅鳥海郷』さんに寄りました. 昨日, 由利本荘に向かう途中にも寄っていました.
ここでは, ランチでいただいた『百宅蕎麦』を購入しました. その他に, いぶりがっこ, 行者にんにく醤油漬け, 枝豆『湯あがり娘』も買いました.
新庄まで移動して, 東北中央道に入り, 尾花沢で降りました. 尾花沢スイカの大玉を購入するためです.
これまでは『道の駅尾花沢』に寄ることが多かったのですが, 一昨年に『おばね産直館「はいっと」』さんで買ったスイカが大きくて美味しかったので, 今回も寄ることにしました.

到着したのが15時50分過ぎでした. 店頭の直売所の受付時間が16時までだったので, ギリギリ間に合いました. 2L, 4L, 6Lという大玉スイカが売られていましたが, 今回は4Lにしました.
その後, 「はいっと」さんの店内で, スイカの漬物『すいかの子っこ』と『キリン 氷結®mottainai 尾花沢すいか』を購入しました.

お店の片隅にソフトクリームコーナーがあって, スイカソフトがあったので, いただくことにしました. 400円でした. ほんのりスイカの味がして, スイカのタネに見立てたチョコチップが付いていました.

店内ではスイカを販売していないので, 16時までに来ないと買えません.
お店の外のベンチでスイカソフトをいただいていると, スイカを買いに来た他県ナンバーのクルマのお客さんが何組か来られていましたが, 受付が終了していることを告げられて, みなさん残念がられて, 戻って行くのを見て, ギリギリ間に合って良かったと思いました. 店内ではスイカを販売していないので, 16時までに来ないと買えません. 来年以降も気をつけようと心に留めました.
夕食
16時半に尾花沢を出て, 途中で夕食の買い物をしてから, 18時過ぎに帰宅しました.
留守番していたこどもたちにお土産を披露して, 19時過ぎから夕食を摂りました.
まだ脱水気味だったので, ビールは控えめにして, ノンアルコールビールにしました.
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