午前の病院での仕事と急患2人
厚い雲に覆われ, 薄暗い朝.
昨晩は, 当院が整形外科の救急輪番でした.
夜間は比較的落ち着いていたようですが, 朝になって救急車が立て続けに2台到着.
超高齢者の大腿骨転子部骨折と後期高齢者の腰椎椎体骨折.
いずれも入院となり, 夜勤の後輩医師から引き継いで, 私が主治医となりました.
8時から朝の病棟回診.
8時半からの朝礼では, 1月に入職した職員へ辞令交付を行いました.
9時前に外来へ降り, 15人の患者さんを診療.
その合間に, 今朝入院した大腿骨転子部骨折の患者さんの検査結果を確認し, 手術室を確保.
12時前に外来診療を終えました.
病棟に上がって, 午後に手術を予定している2人の患者さんへ手術説明を行いました.
午後の病院での仕事と手術2件
昼食後, 13時半前に手術部に.

X線写真では, 腫瘍による骨破壊によって骨の中が透けるように黒っぽく写っていて, 内部に斑状の白い石灰化陰影を認めます.
MRI T2強調画像では, 水分含量の多い軟骨基質を反映して腫瘍部が白く描出されています.
1件目は, 第4足趾基節骨に生じた内軟骨腫.
軟骨性の良性骨腫瘍で, 骨の壁を切り取るように孔を開けて, そこから腫瘍を少しずつ削り取る手術(掻爬(そうは))を行いました.
骨が大分弱かったので, 空洞には綿状の人工骨(β三リン酸カルシウム)『レボシスーJ』を詰めました.
予定通り30分弱で手術を終えました。

右の僧帽筋の中に皮下脂肪と同じく白く写る楕円形の腫瘍が認められます.
引用元:Matsumoto K. MRI findings in intramuscular lipomas. Skelt Radiology. 1999. 28.
2件目は, 背部の僧帽筋内に発生した脂肪腫の摘出術.
こちらも同様に, 30分弱で手術は終了.
手術後, 病棟に上がって患者さんのご家族へ経過を説明.
「明日には退院できる見込みです」
とお伝えしました.
引き続き病棟業務を行い, 16時半から夕方の病棟回診.
入院患者さんは93人, 自分が主治医として受け持つ患者さんは42人に増加.
整形外科としての入院患者数は過去最多を更新しました。
ちなみに, これまでの最多入院数は88人で, この時に主治医として受け持った最多人数は58人.
ここまで数が増えると, 患者さんの状況を把握することが, 正直かなり厳しくなります.
それでも, 現在は病院全体の収支が赤字という状況にあり, 責任者の立場としては弱音を吐いているわけにはいきません.
ベッドを埋めるために努力している姿勢を, 他科の医師や, 他職種のスタッフにも示し続けること.
それもまた, 今の自分に課せられた使命と考えています.
17時過ぎに病院を後にしました.
筋トレ
帰宅後は, 妻と一緒にストレッチと筋力トレーニング.
30分ほど, うっすら汗ばむ程度の負荷で身体を動かしました.
最初は渋々付き合っていた妻も, 徐々に抵抗が薄れて, 習慣になりつつある様子です.
スキーシーズンが終わったら, 週2〜3回はジムに通い, 本格的に取り組もうと提案中です.



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