午前の病院での仕事
今朝は薄曇り.
ぐっと冷え込み, 車の外気温モニターは-1 ℃.
クルマのフロントガラスが凍っていて, 溶かすのに少し時間を要しました。
8時前に病棟に上がって, 昨日手術が行われた患者さん2人(関節鏡下半月板制動術, 大腿骨人工骨頭挿入術)が行われた患者さんの経過を確認.
問題なく経過されていました.
8時から朝の病棟回診.
8時半から午前の外来診療を開始.
37人の患者さんの診療を行いました.

Type Aは, 足関節より遠位の骨折.
Type Bは, 骨折線が足関節の遠位から近位に達する斜骨折.
Type Cは, 足関節より近位での骨折.
他科に入院中の患者さんが, 足くびをひねって痛めたため, 紹介で受診.
X線写真の結果, 外くるぶし(外果)の骨折(Weber分類 Type B)と診断.
ズレがなかったので, ギプスシーネ固定しました.
11時すぎ, 工場勤務中にカッターで薬指(環指かんし)を切った患者さんが受診.
指先から横に4 cmほど深く切れており, 骨まで達していました.
指神経麻酔語に洗浄し, 縫合して止血.
13時過ぎに午前の外来診療を終了.
午後の病院での仕事と橈骨遠位端骨折の急患
昼食中, 救急隊から受け入れ要請.
庭で転倒し手首痛を訴える後期高齢者とのことで, 午後外来で対応すると返答.

14時前に外来へ戻り, 救急搬送患者さんを診察.
肘と手首に圧痛あり, それぞれX線写真をオーダー.
結果, 橈骨遠位端骨折(Colles骨折).
骨がズレていたため, X線透視下で整復することにしました。
14時からは通常外来で5人を診療.
その後, 放射線部で先ほどの骨折整復を実施.
整復位良好を確認し, 1週間後の再診を予約.
夕方は病棟業務を行い, 16時半から病棟回診.
入院患者さんは81人, 自分が主治医となっているのは35人でした.
化膿性脊椎炎と判明
先週入院した高熱と腰痛の中高年患者さんの造影MRIを夕方に再度撮像したので確認.

第4/5腰椎椎間板に膿が貯まっていて, 白く写っている化膿性椎間板炎(左).
第4, 5腰椎が炎症によって全体に白く写っている化膿性脊椎炎(中央).
腰椎の右大腰筋(画像上は左)にT2強調像で白く(右上), ガドリニウム造影像で黒く抜けて写る(右下)のが大腰筋膿瘍.
その結果, 今回は明らかに所見があり, 第3/4腰椎椎間板炎, 第3, 4腰椎化膿性脊椎炎, 大腰筋膿瘍と診断.
発熱と腰痛の原因が判明して, スッキリしました.
解熱しており, 炎症の程度を示すCRP(C-反応性タンパク:基準値0.3 mg/dL以下)は, 先週24 mg/dLから今日は3.9 mg/dLまで低下しており, 抗菌薬が有効と判断して, 引き続き抗菌薬治療を行うことを説明.
17時半過ぎに病院を出ました.
トレーニング
今日は, VO2 Max 3分 x 5本.
息が上がり, 心拍数が150台まで上がる程度にエアロバイクを必死に漕ぎました.
1時間弱漕いで, 脚がパンパンに.
その後, ゆっくり入浴して, 疲れを癒やしました.


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