地震のニュース
朝, テレビをつけると, 昨夜の地震のニュース.
けが人は出でしまったようですが, 津波による大きな被害はなかったとのことで, 胸をなでおろしました.
外に出ると小雨まじりの曇空.
通勤の途中でみぞれに変わりました.
午前の病院での仕事と股関節痛の患者
8時過ぎに出勤し, まずは昨日手術した小学生の病室へ.
タブレットで動画を楽しんでおり, 手の腫れはあるものの神経障害はなし.
ひと安心です.
8時から病棟回診.
8時半からのカンファランスでは, 介護士による“スマホ連動の離床センサーと見守りカメラ”の活用についての報告.
実際に転倒患者が減少したという実績が示され, 非常に有意義な取り組みでした.
9時からは大学医学部の学生さんに実習前のミニ講義.
9時前に外来に降りて, 午前中は37人の患者さんを診療.
施設入所中の超高齢者が転倒後から股関節痛で歩けないとの連絡を受け, 来院していただくことに.
診察では股関節の動作時痛あり.
明確な圧痛なし.
恥骨骨折や大腿骨頚部骨折を疑い, X線・CTを撮像しましたが骨折所見はなし.
X線で写らない不全骨折を見逃さないため, MRIをオーダーしました.

T1強調像(左A)では, 骨折した線が黒い縦線として描出されています.
また, 脂肪抑制T2強調像(右B)では, 骨折に伴う骨の内部の出血や浮腫が白く描出されています.
13時過ぎに自室に戻って, 昼食.
午後の病院での仕事
14時に外来に戻って, 午後は9人の患者さんを診療.
午前に来院した股関節痛の超高齢者について, 付き添いの施設職員の方から聴取した既往になかった「冠動脈ステント留置後」との情報が来院された家族から得られました.
ステント留置後3か月はMRIの撮像ができないため, 今回は安静を指示して, 鎮痛薬を処方.
3週間後に再検査の予定です.
診療中, 救急隊から「転倒後の大腿部痛で歩行困難」という高齢者の収容要請.
胃癌・前立腺癌治療中とのことで, 骨転移による病的骨折の可能性もあり, まず大学病院での対応を依頼しました.

その後, 施設入所中の別の超高齢者が「肩が痛くて動かせない」と来院.
発熱もあったため救急外来で待機の上診察.
痛みは軽度で圧痛は不明瞭.
X線では腱板に石灰沈着を認め, 肩腱板石灰性腱炎と診断.
鎮痛薬を処方しました.
16時に外来診療を終えて, 病棟で指示出し等を行いました.
16時半からは薬事委員会.
不整脈治療薬『リスモダンP静注』が販売中止となり, 代替薬が採用されることが報告されました.
17時前から夕方の病棟回診. 入院患者さんは79人, 自分が主治医となっているのは33人となりました.
トレーニング
帰宅後はストレッチを丁寧に行い, エアロバイクでSST20分 ×2本.
約1時間のトレーニングでしっかり汗を流しました.



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