秋田へ
朝, 目を覚ますと炬燵の中でした.
朝食を済ませ, 1泊分の荷物とスキー道具をクルマに積み込み, 秋田へ向けて出発.
今日は研究会, 明日は帰り道で秋田か岩手のスキー場で“初滑り”の予定です.
高速に乗る前に病院へ寄り, 発熱と腰痛の患者さんの経過を確認.
抗菌薬が効き始めたのか発熱は 37 ℃台に落ち着き, インスリン投与によって血糖も200 mg/dL以下にコントロールされていました.
東北道から秋田道を北へ.
雪道を覚悟していましたが, 路肩に少し雪が残る程度で, 路上はクリアでした.
研究会

13時過ぎに秋田大学医学部附属病院に到着
東北6県+新潟県の整形外科・放射線科・病理の医師が年に一度集まり, 各県から持ち寄られた難しい症例の画像・手術・病理について議論する会です.
今年で第32回.
私は33年前のプレ研究会から参加してきましたが, ここ2年は業務が重なり欠席.
今回は3年ぶりの参加となりました.
研究会場に入ろうとすると, 入り口の自動ドアが開かず.
附属病院の入り口に回ってみましたが, 「救急外来に回ってください」との表示.
救急外来に回って, 自動ドア前に立っても, 開かず.
困っていると中から人がやってきて, そこで「あっ!」と気付きました.
当院と同じように, 熊の侵入を防ぐため, 自動ドアの電源が切られて, 手動となっていました.
会場に入ると, 懐かしい先輩方, 若手の先生方など約50人.
久しぶりに顔を揃え, 活気のある研究会となりました.
温泉で宴会
この研究会のメインは, 夜の温泉での懇親会.
今回は秋田市内の『秋田温泉さとみ』.
7年前は, この旅館のコンベンションホールで研究会も開催されました.

旅館の自動ドアもやはり“熊対策”で手動.
早速浴衣に着替えて, 温泉に.
こちらの温泉は, 肌がスベスベになります.

北限のトラフグ刺し付きの豪華な夕食でした.
19時前に大広間に集まって, 宴会開始.
夕食は北限のトラフグ刺しが並ぶ豪華な献立.
各県自慢の持ち寄られた日本酒がずらりと並んで, 壮観でした.
お腹が満たされたところで, 恒例の“県ごとの自己紹介と近況報告”.
研修医や学生さんも参加し, 会場は和やかで明るい雰囲気に.
私は2年前の冬に大腿骨頚部骨折で手術した話を披露.
整形外科医の集まりでは鉄板の話題で, しっかり笑いを取れました.
さらに会の途中では, 新潟の先生が2028年の学会長に選出されたというニュースが発表され, 大いに盛り上がりました.
一次会の後は“本番”の二次会へ.
この研究会では毎年, 遭難者(=部屋に帰れない人)が出るほど盛り上がるのですが, 私は昨夜ワインを飲みすぎてダウンした反省と, 明日のスキーのために自重.
22時過ぎにお先に退散しました.
外では雷が鳴り, 激しい雨.
冬の日本海側らしい荒れ模様です.
初滑りの予定
部屋に戻ってスキー場の営業状況と天気予報を確認.
たざわ湖スキー場は20日のオープン前で未営業.
一方, 帰路途上の北上市の夏油高原スキー場は積雪 100 cm, 全コースオープンとのことで, 明日は夏油高原へ向かうことに.
ただし天気は“雨”の予報.
初滑りには厳しい条件になりそうです.
同室の後輩たちはなかなか戻らず, 私は23時前にひとり静かに就寝しました.




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