手術日+529日目 2025/8/10(日)(40年前のバイト先)

雨の朝

7時に起床しました. 今日と明日は全国的に雨の予報でしたが, 松本市も予報通りに朝から雨が降っていました. 日程を昨日登山で計画してホントに良かったと思いました. 今日のような天気であれば, 登山はキャンセルせざるをえなかったです.

朝食は, ホテルの近くにある喫茶店『珈琲美学 アベ』さんのモーニングを食べに行こうと昨晩計画していました. 7時半前にお店の前に行くと, すでに10人くらいが店外に並んでいたのを見て, 断念しました. 松本駅に移動して, 駅ビルMIDORIの1階にあるモスバーガーで朝モスすることにしました.

モーニング野菜バーガーセットをいただきました. 外を見ていると, 雨が上がっていました.

8時半にホテルに戻って, 9時にホテルを出ました. 松本市内を移動する間, 雨が降ったり, 止んだりの天気でした.

美ヶ原高原

午前中は, 道の駅 美ヶ原高原に行って, 美ヶ原高原をハイキングする予定でした.

美ヶ原までの山道を登って行きました. 雨風が強くなったり, 霧で目の前が真っ白になったりで, 景色は望めなさそうでした.

道の駅美ヶ原の入り口.
雨はシトシトでしたが, 風が強くて, 気温は10 ℃くらいで, 寒かったです

10時半に道の駅 美ヶ原高原に到着しました. 予想外に混んでいて, 駐車場は他県ナンバーのクルマで一杯でした.

道の駅美ヶ原高原の展望テラス.
霧で真っ白でした.

道の駅 美ヶ原高原の展望テラスに出てみると, 霧で真っ白で, 期待した高原の景色は全く見えませんでした.

美しの塔まで, 往復1時間ほどハイキングする予定でしたが, 断念しました. 20分ほどお土産の買い物をして, 出ました.

40年前のバイト先

美ヶ原を降りて, 長和町まで来たところで, 案内標識に白樺湖の文字を見つけました.

40年前, 大学2年生の夏休みに, 長野県原村にある『樅の木荘』という宿泊施設で, 大学の同級生2人と一緒に住み込みのアルバイトをしました. その際に, 同級生のクルマを借りて, アルバイト仲間の女の子と白樺湖までドライブをした思い出がありました. 調べると, 原村までは1時間弱ほどだったので, 40年ぶりにアルバイト先を訪問して, そこでランチを摂ることにしました.

国道152号線を南下して, 白樺湖の脇を通ると, 避暑に訪れた他県ナンバーのクルマを沢山見かけました. 標高が高くて, 気温は23 ℃ほどでした. 相変わらずの賑わいでしたが, 廃れたホテルや飲食店の跡も複数見かけました. 雨は降っていませんでした.

樅の木荘の入り口.

12時前に原村に入りました. 残念ながら, 八ヶ岳は雲で隠れてしまっていて, 見えませんでした. のどかな野菜畑が広がる高原の風景は昔のままでした.

12時に樅の木荘に到着しました. 昔, 花火をして遊んだ駐車場や休み時間にテニスをした向かいのテニスコートは, 40年前と同じ様子でしたが, 建物は昔よりもきれいになっていました.

アルバイトしていた当時は, 関東から合宿に来られた小中学生の団体さんが主なお客さんでした. 調理の補助をしたり, 食事を配膳したり, 風呂掃除をしたり, 布団を出したり, 洗濯物をまとめたりという仕事でした. また, 併設されているレストランでは, ランチ営業をしていたので, レジ係やホール係, 調理補助などを行いました.

夜は, 厨房にある食べ物とビアサーバーのビールをいくら飲食してもよいというのがアルバイトの特典だったので, ほぼ住み込みだった料理長や東京や千葉から来たアルバイト仲間達と毎晩酒盛りでした. 料理長が近くのリゾートホテルの料理長と友達で, そのホテルから余った料理を差し入れとしていただきました. この時に初めて, フォアグラのテリーヌをいただきました.

樅の木荘のフロアガイド.

樅の木荘の中に入ってみると, きれいにリノベーションされてはいましたが, 左手にレストラン, 右手にフロントがあって, その奧に宴会場, 正面奧が大浴場という配置は昔と全く同じでした.

樅の木荘のレストランの入り口.

早速, レストランに入ると, 4組くらいのお客さんだけで, 空いていました.

樅の木荘のランチメニュー.

昔は, ランチとして定食, カレーライス, そばとうどんなどを出していましたが, メニューはすっかり様変わりしていました. また, 店員さんも学生さんではありませんでした.

樅の木荘のアジフライ定食.

私は, アジフライ定食を頼みました. ご飯はお代わりができますと告げられました. ソースと刻み野沢菜入りのタルタルソースが付いていました. アジは身が厚くて, 軟らかく, 骨も全くなく処理されていました.

食事後, 館内を歩いて見て回りました. 大浴場の中ものぞきましたが, 浴槽や洗い場は昔のままでした.

この年の夏, アルバイトと遊びで日々忙しく過ごしている中, 8月12日に日航機123便の墜落事故がありました. 事故現場が, 原村から見て東方にある八ヶ岳の向こう側50 km程離れた地点でしたので, より身近に感じました. 連日報道されるニュース映像をアルバイト仲間達と毎晩見ていたのを憶えています.

事故で亡くなられた歌手の坂本九さんの歌『上を向いて歩こう』には, 真夏に新婚旅行で訪れたニュージーランドの船上で歌ったことがありました. これも夏の記憶です.

13時過ぎに樅の木荘を出て, 帰路に就きました.

峠の釜めし

原村に来るために通ってきた国道152号線を戻って, 蓼科を通って, 佐久市に至り, 佐久南ICから中部横断自動車道に上がって, 上信越道, 関越道, 北関東道, 東北道を通ってきました. 心配したお盆の帰省渋滞はほぼありませんでした. 途中, 横川SAに寄って, 今晩の夕食にするために, 荻野屋さんの峠の釜めしを買いました.

18時半に無事に帰宅しました.

荻野屋さんの峠の釜めし.

留守番をしてくれていたこどもたちと一緒に夕食をいただきました.

峠の釜めしを食べると, 子供の頃の夏休みを思い出します.

毎年夏休みには, 父親の実家があった新潟県新井市(現在, 妙高市)に1週間ほど帰省していました. ウチにはクルマがなかったので, 鉄道での移動でした. 仙台から東北本線, 高崎線, 信越本線を乗り継いで行ったと思うのですが, 途中の横川駅で駅弁として売られていた峠の釜めしを買って, 列車の中でお昼ご飯として食べるのが恒例でした.

楯野川純米大吟醸清流.

峠の釜めしに一緒に付いてくるお新香をつまみに, ヒルクライム, 登山, ロングドライブの疲れを癒やそうとお酒をいただきました. 今晩は, 楯野川純米大吟醸清流でした. 爽やかな印象の軽い飲み口のお酒です. 純米大吟醸であるのに, 大変お求めやすい価格です.

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