手術日+519日目 2025/7/31(木)(偽痛風)

午前の病院での仕事

今朝は雲が多く, 陽射しが遮られていたせいか, 気温が27 ℃くらいで, 涼しく感じました.

8時前に病棟に上がって, 後輩医師の執刀で昨日手術が行われた患者さん(変形性膝関節症に対する人工膝関節部分(内顆)置換術の中高年患者さん)の経過を確認しました. 問題なく経過されて, 朝食を召し上がっていらっしゃいました.

8時から後輩医師と一緒に朝の病棟回診を行いました.

8時半に外来に降りて, 午前中は31人の患者さんの診療を行いました. 今週は, 第5週にあたるので, 予約の患者さんが少なめでした.

12時に外来診療を終えた後, 明日の手術カンファランスで使うスライドを作成しました. 来週は5件の手術を予定しています.

13時に自分の部屋に戻ってランチを摂りました.

午後の病院での仕事と偽痛風の患者

14時に外来に戻って, 2人の患者さんの診療を行いました. お一人は, 施設に入所中の超高齢の患者さんで, 膝が腫れて痛くて動かせなくなったとのことで, 急遽受診されました.

膝関節が腫れて, 熱を持っていて, 水が貯まっていたので, 偽痛風を疑って, X線写真と血液検査を行うようにオーダーを入れました.

偽痛風(ピロリン酸カルシウム結晶性)膝関節炎のX線写真.
大腿骨と脛骨の間にある半月板に沿って, カルシウム結晶ができて, 半月板が白く写っています.

引用元:Yoo Y. Gout and coexisting pseudogout in the knee joint. Knee Surg Sports Traumatol ArthrosC. 2011. 19.

血液検査の結果, 炎症反応を示すC反応性タンパクが5.4 mg/dL(基準値は, 0.3 mg/dL未満)と増えていました. X線写真では, 半月板が白く写っていて, 石灰化(ピロリン酸カルシウム結晶の沈着)が認められました. 偽痛風と診断しました. 膝関節に貯まった水を注射器で抜き取ったところ, 白色に混濁した関節液が25 mL取れました. 関節液の中の結晶を確認するために, 検査に提出しました. 引き続き, 副腎皮質ステロイド薬(デキサート)を関節の中に注射しました. 1週間後改善しているかどうかを確認するために, 再診の予約を入れました.

16時半から後輩医師と一緒に夕方の病棟回診を行いました. 入院患者さんは79人, 自分が主治医となっているのは34人でした.

17時前に病院を出ました. 空は厚めの雲に覆われていて, やはり涼しく感じました. 35 ℃を超えなかったようです.

トレーニング

帰宅後, エアロバイクを1時間漕ぎました. 最高心拍数を150/分前後まで上げた状態を保ちました. Tシャツに吸収されずに汗がしたたり落ちるくらいに汗をかきました.

ガーミンのスマートウォッチで測定したV02 Maxは52でした.

ガーミンのスマートウォッチで計測されるVO2 Max(最大酸素摂取量)は52をキープしています.

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