手術日+503日目 2025/7/15(火)

午前の病院での仕事

昨日の内に台風5号は北海道まで北上しましたが, 今朝はしとしと雨でした. 天気予報では, 1日中降ったり止んだりで, 気温は30℃いかないくらいですが, 湿度が他核で蒸し暑い日になるとのことでした.

8時前に病棟に上がって, 8時から後輩医師と朝の病棟回診を行いました.

8時半から講堂でカンファランスを行いました. 今日は医療安全管理部からの発表がありました. リスクマネジメントにおけるOODAループについてでした. 昨年, 航空評論家, 危機管理専門家である小林宏之先生のご講演を聴く機会があり, その後懇親会でもお話しを伺ったのですが, その際にも勉強しました.

9時前に外来に降りて, 39人の患者さんの診療を行いました. 10時過ぎ頃に, 未明に自宅で転倒してから腰痛を訴えている後期高齢の患者さんを紹介したいという電話が接骨院から来ました. 午前中は, 予約患者の診療で手一杯なので, 午後15時過ぎに来ていただくように返事しました. 救急車が来なかったので, 13時過ぎには外来診療を終えました.

13時過ぎに自分の部屋に戻ってランチを摂りました.

午後の病院での仕事と胸腰椎椎体骨折の患者

14時に外来に戻って, 9人の患者さんの診療を行いました. 15時過ぎに午前中に電話があった患者さんが受診されました. 背骨や腰の骨を圧しても痛みがないため, 胸椎と腰椎のX線写真とMRIを撮像するようにオーダーを入れました.

胸椎,腰椎に複数の椎体圧潰がある事例のMRI.
新しい骨折(aの赤矢印)は, T1強調画像で椎体が黒く, STIR画像(あるいは脂肪抑制下T2強調画像)で椎体が白く写ります.
一方, 旧い骨折(概ね3カ月〜半年以上前)(aの青矢印)では, T1強調画像で椎体が骨折していない椎体と同じように白く, STIR画像では, 黒く写ります.

引用元:Lenski M. Concomitant and previous osteoporotic vertebral fractures. Acta Orthop. 2017. 88.

X線写真では, 胸椎と腰椎がたくさん潰れていたため, どれが新しい骨折か判りませんでした. MRIの結果, 第11胸椎と第3腰椎に骨折の所見を認め, この2箇所の骨折で腰痛があると判断しました. 付き添ってこられたご家族が, 入院加療を希望されたので, 入院前の検査を電子カルテに入力しました.

16時半から後輩医師と一緒に夕方の病棟回診を行いました. 入院患者さんは83人, 自分が主治医となっているのは38人に増えました.

17時半に病院を出ました. 外は, 小雨が降っていました.

トレーニング

明日から学会に出張するので, しばらくトレーニングができないため, 帰宅後, エアロバイクを2時間漕ぎました. 大量に発汗しました.

入浴後, プロテインを飲んで, さらにノンアルコールビールを4本空けて, 落ち着きました.

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