午前の病院での仕事

朝, 外を見ると, ナント雨が降っていました. 天気予報では, 晴れだったはずなのに. しかし, 午前中のうちに止んで, お昼前からは晴れる予報でした.
昨日, 大腿骨骨幹部骨折の手術をした患者さんがいたので, 8時過ぎに病院に回診に行きました.
病室を訪問したところ, 麻酔科の医師によって麻酔用鎮痛薬フェンタニルを点滴のわきから持続的に注入する処置を行っていただいたので, 痛みもほぼなく過ごされていました. 血液検査の結果, 貧血もなかったので, 輸血は不要と判断しました.
自分の部屋に戻って, 白衣から自転車ウエアに着替えて, 顔や腕や脚に日焼け止めを念入りに塗りました. 自転車で走るときの日焼け止めは, アグレッシブデザインさんのサンプロテクト “ファイター”を使っています. 他の日焼け止めは, 汗で落ちてしまいますが, この日焼け止めは, 汗では落ちません. 塗った後もさらっとしていて, べたつきがないところも気に入っています. 一回使うと, 他の日焼け止めは使えなくなります. 難点は, クレンジングオイルがないと落とせないことです. ということで, クレンジングオイルとのセットで購入しています.

レース会場へ
福島県福島市で開催される磐梯吾妻スカイライン・ヒルクライムレースに出るために, 受付のある高湯温泉の花月ハイランドホテルさんに移動しました. 受付時間が10時から12時半までだったので, あまり早く着いてもやることがないため, 1時間半前の11時頃に着くように心がけました.
幸い, 雨はすっかり止んで, 陽が射していて, 道路も乾いていました. 高湯温泉への道を上っていくと, 自走して会場を目指している方を10人ほど追い越しました. 高湯温泉までの登りも結構きついのにスゴイなと感心しました.
駐車場は, 予め第2駐車場を予約していました. 60台分くらいのスペースで, 無事駐車できました. 自転車のセッティング後, 脚の痙攣予防のために, ツムラ芍薬甘草湯を3袋飲みました. 熱中症予防のために, ロックアイスをジップロックに入れて, 背中のポケットに入れました.
受付に行って, ゼッケンを受け取りました. レースは, 年代別にクラス分けされています. これまでは, 50歳代クラスでしたが, 今回初めて60歳以上クラスでエントリーしました. 60歳以上は, 45人のエントリーでした. これまで戦ってきた50歳代クラスの半分くらいしかいないので, ちょっと寂しい気がしました. 下山用の荷物(ゴール地点で汗を拭くタオル, 汗で濡れたウエアを脱いで着替えるためのウエア, もしもの雨の時に着るレインウエア, パンク等のトラブル時に修理するための工具)を入れたデイパックを預けました. 下山用の荷物は, トラックに積まれて, ゴールに運んでいただき, そこで受け取ることになります.
スタート

スタート地点は, 以前磐梯吾妻スカイラインが有料道路だった時にあったゲート跡でした.
12時40分から開会式が行われました. この頃から, 雲が増えてきて, 暑さが大分和らぎました. 福島市長も参会されており, スターターも務められていました.
13時にアスリートクラスからスタートし, 小学生・女性, 中学生〜20歳代, 30歳代, 40歳代, 50歳代と1分おきにスタートして行き, 60歳以上クラスは, 最終13時6分のスタートでした.
先週の『アパホテル&リゾート上越妙高』さんへ登る練習に次いで, 実走がたった1日での本番になりましたが, これまでインドア練習での成果を発揮すべく, 頑張りました. 暑さはあまり感じませんでしたが, 汗だくになりました.
ゴール
登っても登っても登りが続き, 息が上がりました. 心拍計を見ると, ずっと150回/分以上で苦しいのですが, 生きている実感がしました.
60歳以上クラスの中では, 自分が一番若い方のはずだから, 同じクラスの人には抜かれないように, 抜かれたら着いていくように, と心がけて頑張りましたが, 大分抜かれてしまいました.
コース途中で, 樹林が途絶え, 日本のアリゾナと称されている荒涼とした景色が目の前に拡がりました. 何回見ても, 走っても, 日本ではないような独特の風景です. ここまで来ると, ゴールの浄土平駐車場はもうすぐですが, 最後につづら折りの登りが待っています.
最後の登りを頑張って登り切って, 無事ゴールしました. 目標タイムは何とか切れました.

曇っていて, 風が冷たく感じました.
ゴール地点の浄土平は曇で, 風がやや冷たく感じました. 浄土平レストハウスの2階で預けていた下山用荷物を受け取って, 早速汗で濡れたウエアを着替えました. おもてなしとして, 地元のおかしやドリンク, スープをいただきました.
下山
ヒルクライムレースは, 山に登るので, 必ずスタート地点に降りる下山があります. 登りはスピードが遅いので, 事故の危険性は少ないのですが, 下りはスピードが速いのと, 疲労しているので, 落車事故の危険性が高まります. このため, 基本的には追い越し禁止で, 前の自転車と車間を空けて降りることになります.
14時半から下山が始まりました. 登りの半分くらいの30分で駐車場まで戻りました.

15時半から閉会式がありましたが, 自分には関係がないので, 自転車をクルマに積んで, 帰宅の途に就きました. 日帰り温泉入浴券もいただいたのですが, 眠くなるかもと考えて, 入らずに直帰しました.
芝刈り
帰宅後, 自転車に着いた汗を洗い流して, 自転車ウエアを洗濯しました.
日焼け止めを落として, シャワーを浴びて, ビールを飲んで, やっと人心地つきました.
庭の芝生がまた伸びていたので, 夕方涼しくなってから, 芝刈りもしました.
明日も早朝にレースがあるので, ビールは1缶だけにして, あとはノンアルコールで水分補給を行いました.
夕食後, 21時前に就寝しました.
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