手術日+359日目 2025/2/21(金)

午前の病院での仕事

今朝は, 快晴でした. 昨晩も雪が降って, うっすらと積もっていました. クルマの外気温モニターでは, -2 ℃と今日も冷え込みました.

通常通りに出勤しました.

8時前に病棟に上がって, 8時から後輩医師と一緒に朝の病棟回診を行いました. 新型コロナの感染患者さんは増えておらず, 来週からは全病棟で隔離が解除できる見込みです.

8時半から来週の手術カンファランスを行いました. 来週は, 9件の手術を予定しています.

9時前から外来に降りて, 17人の患者さんの診療を行いました. 11時30過ぎに診療を終えて, 午後に手術を行う患者さんに説明を行うために, 病棟に上がりました.

患者さんとそのご家族に手術の説明を行いました. さらに日帰り手術を1件予定していたので, 再び外来に降りて, 手術説明を行いました.

午後の病院での仕事とリスフラン関節脱臼骨折の再手術

13時から手術のために手術部に移動しました.

1件目の手術は, 2週間前に行った足のリスフラン関節の脱臼整復後の再手術でした.

リスフラン関節脱臼骨折をネジだけで固定した群(左), プレートで固定した群(中央), ネジとプレートを組み合わせて固定した群(右)の3群で治療成績を比較した研究の結果, プレートで固定した群の成績が他よりもよかったことが報告されています.
上記3群間を比較した結果, プレートで固定した群(中央のPlates)において, 手術後の解剖学的な整復位保持(Wilppula anatomic reduction)が, 他の2群に比べて良(Good)だったのが82 %, 不良(Poor)だったのが2 %と明らかに治療成績が良いことが判りました.

引用元:Kirzner N. Dorsal bridge plating or transarticular screws for Lisfranc fracture dislocations. Bone Joint J. 2018. 100-B.

2週間前の手術の後にCTを撮像したところ, 脱臼した関節が完全に元の位置に戻っていなかったため, 関節を開けて, 関節に挟まっている骨のかけらやスジを取り除いて, 完全に元の位置に戻すことにしました. ズレていた関節を直接目で見えるようにして, 元の位置に戻しました. 骨に針金を貫通させるだけでは固定性が不十分だったため, 金属製の板とネジを使って, 補強しました. 上記の研究で明らかなように, 針金の固定だけでは, 関節を元の位置に保持するのが困難と判断したためです.

引き続き, 15時半から外来手術を執刀しました. 30分弱で無事に終了しました.

毎週金曜日の16時から行っている多職種での回診は, 後輩医師の手術がさらに残っていたため, 中止しました.

17時過ぎに病院を出ました. 大分日が長くなって, 明るく感じました.

夜の仕事

今日も, 病院外の事務所に出かけて, 事務仕事を行いました. 18時前から19時半過ぎまでかかって, 今月分のノルマを果たしました.

29時前に帰宅しましたが, こどもはまだ残業中で, 帰ってきていませんでした.

こどもの帰宅を待って, 21時から『金曜ロードショー』の『バックトゥザフューチャーパート3』を見ながら, 夕食を摂りました. 今晩はキムチ鍋でした.

明日からの3連休は, いよいよ昨年骨折した因縁の野沢温泉スキー場に出かけます. 今のところ天気予報では, 野沢温泉村は3日間とも雪です. 昨年のように, 道中雪がないことと, 少しでも晴れることを祈っています.

 

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